大阪府藤井寺市にあるスペース「デラハジリ」と「バカンス」にて、ササキコウダイZINE刊行記念てんじ・イベント「セツメイセキニン」を開催します。
大阪府藤井寺市「土師ノ里駅」周辺では、2020年から2022年にかけて、アーティストやクリエイターが関わる文化的なスペースが相次いでオープンしました。これらのスペースはそれぞれ独自に運営をされていますが、「土師ノ里エリア」として緩やかな連携を取りながら発展しています。
本企画は、2014年から2018年にかけて大阪芸術大学の学生だった佐々木航大さんの活動や暮らしをアーカイブし、土師ノ里エリアの小さな歴史として残すものです。佐々木さんは学生時代、藤井寺市の不動産事業者と共に文化住宅の長屋の一戸をリノベーションし、ギャラリー兼作業場と住居スペースを備えた特異な物件を完成させました。佐々木さんはこの物件に住みながらギャラリーPASTISを運営し、アーティストたちの活動や発表の機会を作りました。佐々木さんがこの物件を離れた跡地には現在は「デラハジリ」と「バカンス」が入居しています。
佐々木さんの活動や暮らしは非常に興味深いです。なぜ大学生でありながらリノベーションコラボを行ったのでしょうか。佐々木さんが提案したリノベーションのアイデアはどのようなものだったのでしょうか。なぜアートやクリエイティブ活動があまり盛んでなかったエリアでギャラリーを運営したのでしょうか。どのように暮らしていたのでしょうか。
深く掘り下げるため、展示・トーク・ZINEを通じて、佐々木さんに「セツメイセキニン」(タイトル案:佐々木)を果たしていただきます。 かつてこのような学生が存在したこと、そして当時はアートやクリエイティブ活動があまり盛んでなかったエリアでも、人との出会い次第で面白い活動が生まれることを、皆様と共有できれば幸いです。
佐々木 航大
株式会社スマイルズ プロジェクトマネージャー
1992年長崎生まれ。大阪芸術大学芸術計画学科卒。
在学中の2014年に自宅を改装したギャラリー「PASTIS」を土師ノ里駅近くで開くことから、土師ノ里との関わりが始まる。(ギャラリーは2016年にクローズ)大学卒業後も土師ノ里を拠点にフリーのディレクターとして活動。その後、2018年より株式会社人間でWeb・広告の制作経験を経て、2021年より株式会社スマイルズのメンバー。プロジェクトマネージャーとして業態開発やブランディングに従事する傍ら、関西のデジタル・メディアアートのコミュニティ「インスタ部」の運営にたずさわる。土師ノ里月報レギュラーメンバー。
ササキコウダイ ZINE刊行記念てんじ&イベント「セツメイセキニン」
会期:2024年6月20日(木)〜23日(日)
会場:デラハジリおよびバカンス(Nowhere Hajinosato2Fギャラリー)
※6月23日は、デラハジリ会場のみで展示。バカンスで展示したものをデラハジリ会場で組み替えを行う時間:
6月20日(木)16:00〜20:00
6月21日(金)14:00〜18:00
6月22日(土)10:00〜17:00
6月23日(日)10:00〜17:00
※バカンス会場のオープン時間は、Nowhere Hajinosatoの営業時間に準ずるトーク&交流会
日時:6月21日(金)
19:00〜20:00 トーク
20:00〜21:30 お食事交流会
会場:Nowhere Hajinosatoトーク
登壇者:佐々木航大・下浦萌香(デラハジリ)・松川哲也(Nowhere)
料金:入場無料 ※予約不要お食事交流会
料金:1,500円 (おつまみ付き/ドリンク代別途)
※事前予約必須(締切は6月14日)
申込:デラハジリのInstagram DMにてイナズマキャストポッドキャスト公開収録
https://linktr.ee/inazumacast
日時:6月22日(土)14:00〜15:00
場所:デラハジリ
料金:入場無料/出入り自由主催:デラハジリ、バカンス
企画:デラハジリ問合:デラハジリのInstagram DMにて