ダンスの分野で多様な作品や海外招聘企画のプロデュースを行う愛知県芸術劇場と、プロフェッショナルなダンス環境の整備とクリエイター育成に特化した事業を企画・運営するDance Base Yokohamaが共同製作した「パフォーミングアーツ・セレクション2025」が、2025年4月26日(土)・27日(日)に高槻城公園芸術文化劇場にて上演される。
「パフォーミングアーツ・セレクション」は、国際的に高い注目を集めるアーティストが各々のアプローチでダンスの系譜を探求し、身体表現の新たな可能性に挑む企画。2021年より10作以上の演目を発表し、2023年の高槻公演を含め、国内外20会場でツアーを行ってきた。
本公演では、演劇作家の岡田利規╳バレリーナの酒井はな、ダンサーの島地保武╳ラッパーの環ROYという異ジャンルの表現者の組み合わせにより、社会への深い洞察をユーモラスに描いた2作品を上演する。

岡田利規╳酒井はな『ジゼルのあらすじ』
演出・脚本:岡田利規
出演:酒井はな
舞台美術:佐々木文美
2021年の「ダンスの系譜学」で初演を迎え、その後国内外13会場で上演、各地で大盛況を博した、環境問題をテーマに扱う『瀕死の白鳥 その死の真相』に続き、岡田利規と酒井はなが取り組む新作の第二弾。本作では、バレエ系YouTuberはなが、ロマンティックバレエの傑作『ジゼル』のあらすじを紹介する。

島地保武╳環ROY『あいのて』
演出・出演:島地保武
テキスト・出演:環ROY
ドラマトゥルギー:長島確
振付家・ダンサーの島地保武と、音楽を軸にパフォーマンスやインスタレーションといった多彩な領域で活躍するラッパーの環ROYが、前作『ありか』を経てさらなる融合。体と言葉の交点に見えてくる荒涼とした風景は、誰かの心の中か現実か。2023年9月の愛知県芸術劇場、東京(東京芸術祭)での上演以来、再演を続ける注目作。
高槻城公園芸術文化劇場×愛知県芸術劇場×Dance Base Yokohama
パフォーミングアーツ・セレクション2025 in Takatsuki日時:2025年4月26日(土)17:00開演/27日(日)14:00開演
会場:高槻城公園芸術文化劇場 南館 サンユレックホール
出演:
『ジゼルのあらすじ』酒井はな、島地保武
『あいのて』島地保武、環ROY料金:一般4,000円、友の会3,600円、25才以下1,000円
※全席指定
※チケット購入方法は劇場Webサイト参照※4月26日は終演後にポストパフォーマンストークあり
登壇者:酒井はな、島地保武、環ROY、唐津絵理(愛知県芸術劇場 芸術監督/DaBY アーティスティックディレクター)、蔭山陽太(高槻市文化スポーツ振興事業団 顧問/THEATRE E9 KYOTO 支配人)プロデューサー:唐津絵理(愛知県芸術劇場 芸術監督/DaBY アーティスティックディレクター)
プロダクションマネージャー:世古口善徳(愛知県芸術劇場)
舞台監督:川上大二郎(スケラボ)、湯山千景
照明デザイン:櫛田晃代
音響デザイン:中原楽(KARABINER inc.)主催:公益財団法人高槻市文化スポーツ振興事業団
企画制作・共同製作:愛知県芸術劇場[愛知県文化振興事業団]、Dance Base Yokohama[一般財団法人セガサミー文化芸術財団]
協力:株式会社precog問合:072‑671‑9999(10:00~17:00)※月曜休館(祝日をのぞく)
大阪府高槻市野見町6-8