
2025年6月1日(日)から8日(日)まで、展覧会「世界があらわれる展―あたたかい境界線―」が、天満橋のTOUI WAKI GALLERYにて開催される。デザイン事務所のスタジオホッチキスが企画。
出展ブランドは、ともに大阪文化服装学院在籍中のデザイナーによる「AAaaS」「YODA」。加えて、京都市立芸術大学で油画を専攻する作家、Liu Junruが出展。ファッションと美術という異なるフィールドの表現が交わる新たな試みだ。
境界線を引くと、新たな世界があらわれます。自分と他者、内と外、衣服と身体。線を引くことで曖昧だった輪郭が立ち上がり、これまで見えていなかった日常が静かに姿を現します。
そしてその輪郭の内側には、私たちがこれまで見過ごしてきた風景や、小さな記憶のかけらが眠っています。境界線を引くことは、制限ではなく、発見のためのきっかけ。
Aassの作品、Liu JunruとYODAのファッション表現は、それぞれ異なる視点から日常に線を引き、そこにあらわれる世界と記憶の在り方を探ります。
見ること、着ること、考えることの中にひそむ「境界」。
その重なりを感じる場として、本展をお楽しみいただければ幸いです。(企画者より)
参加作家・ブランド

AAaaS
「Extract and transform the everyday.日常の抽出と変換」をコンセプトとし、日常着の提案をしている。デザイナー荒川朝日は現在、大阪文化服装学院スーパーデザイナー学科に在籍中。

Liu Junru
中国生まれで、2018年に来日。京都精華大学芸術学部洋画専攻を卒業後、現在は京都市立芸術大学研究科油画専攻に在籍中。家とその記憶にフォーカスした作品を制作している。
コレクション 京都銀行

YODA
デザイナー山口彩音は現在、大阪文化服装学院スーパーデザイナー学科に在籍中。今期のシーズンテーマ「実在していたように感じた実在していた記憶」。
「世界があらわれる」展―あたたかい境界線―
会期:2025年6月1日(日)〜6月8日(日)
会場:TOUI WAKI GALLERY
時間:13:00〜19:00(最終日のみ〜15:00)
料金:入場無料
※スムーズな案内のため予約推奨 https://lin.ee/9CYK2Js
大阪市中央区北浜東2-17
新天満橋ビル 2-A