「教育」「ネットワーク」「プラットフォーム」という3つの軸で事業を進めている大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)が、2017年より継続開催しているトークイベント「創造のテーブル」。2021年は「教育」をテーマに開催される。
2020年度より新しい学習指導要領がスタートし、主体的・対話的な学び(アクティブ・ラーニング)が重視されるようになったが、不確実性の高い現在の社会状況においては、さらに一歩進んだ創造的な教育「クリエイティブ・ラーニング」や新たな価値を生み出す能力を引き出す教育が必要になってきている。
そこで今回の企画では、独自の創造的な学びを実践している3名のゲストを迎え、「創造的な学びとは?アートに関わらず、不確実性の高い社会の中で、どのような創造的な実践が可能か?」をテーマに議論する。
ゲストは、山口情報芸術センター(YCAM)アーティスティック・ディレクターの会田大也、慶應義塾大学SFC総合政策学部教授の井庭崇、俳優のたきいみき。
会田は、YCAMの教育普及担当として、長年メディアリテラシー教育と美術教育の領域にまたがるオリジナルワークショップや教育コンテンツの開発と実施を担当。メディア時代の新しい学びの場の提案「コロガル公園」シリーズは、グッドデザイン賞を受賞するなど高く評価されている。
パターンランゲージをはじめとする「創造の技法」研究の第一人者である井庭は、「つくることによって学ぶ」「つくるなかで学ぶ」クリエイティブ・ラーニング(創造的な学び)にも造詣が深い。
たきいは、ク・ナウカシアターカンパニーや静岡県舞台芸術センター(SPAC)で宮城聰演出作品に数多く出演している。
モデレーターは文筆家・編集者の三木学が務める。
創造のテーブル 2021 「創造的な学びとは?アートに関わらず、不確実性の高い社会の中で、 どのような創造的な実践が可能か?」
日時:2021年1月10日(日) 14:00〜18:00
*Zoom(Web会議システム)を使用してのオンライン開催ゲスト:会田大也(山口情報芸術センター・アーティスティック・ディレクター)、井庭崇 (慶應義塾大学SFC総合政策学部教授)、たきいみき(俳優)
モデレーター:三木学(文筆家、編集者、色彩研究者、ソフトウェアプランナー他)料金:無料
定員:80名(事前申込制/先着順)
申込方法:参加申し込みフォームより申し込み。
問合:06-6441-8050 art@enokojima-art.jp