大阪を拠点とするアートハブ「TRA-TRAVEL」が、新たに「オンライン・こどもアートスクール」を始動した。緊急事態宣言の発令中、オンラインの子ども向けワークショップを無料で開催する。
コロナ禍を受けて、2020年4月21日に立ち上げ。全7回のワークショップは毎回異なるアーティストを先生に招く。対象は8才以上で、Zoomを使用した双方向の40分間のスクール。20年以上にわたって子ども向けアートワークショップを企画・実施する深沢アート研究所の山添joseph勇がアドバイザーとして参画し、企画をサポートしている。
これまでに、アーティスト・飯川雄大による四コマ漫画、深沢アート研究所によるサイコロ工作のワークショップを開催。第3回は、アーティスト・冬木遼太郎による、いろいろなモノを集めて、まるい「たま」をつくるワークショップを実施する。
本プログラムは、子どもにとっても、保護者にとっても、アーティストにとっても、このコロナ禍の状況へ向けた実験的な試みとなるが、今後はより良いかたちにアップデートして、最終的には平時にも継続していけるようなシステムを構築していくことを目指しているという。
なお、第5回以降の3回分について、アーティスト先生を募集している。締切は5月15日。
第3回オンライン・こどもアートスクール
「まあるい『たま』をつくってみよう」開催日:2020年5月5日(火・祝)
時間:14:00入場〜開始14:05〜終了14:45(40分)
会場:オンライン(自宅など)によるZoomミーティングURL内
先生:アーティスト・冬木遼太郎(ふゆき・りょうたろう)
内容:いろいろなモノを集めて、まるい『たま』をつくります。 せっかくなので、家の中にある色んなものをつかってみましょう。家の中にはどんなものがあるかな?どれとどれをくっつけると、どんなまあるい『たま』ができるでしょう?
※準備するものなど詳細は公式ページ参照。
料金:参加無料
対象:8才以上(8才以下も参加可/保護者同伴可)
定員:20名(先着順)
「オンライン・こどもアートスクール」では全7回のうち、第5回目以降、残り3回分については、先生となるアーティストを募集いたします。(計3名)
オンライン上での子どもとの関わりあいというのは、おそらくこれから盛んになっていくかと思われますが、現時点ではまだ新しい分野といえ、その特殊な環境と、対象が子どもであることなどを理解していただきながら、型にはまった “良い学び”の押し付けにならない、アーティストならでは展開ができる、豊かな40分間になればと思います。
また、ご参加いただくアーティストのみなさまにとっても、新しい表現を考える良き機会となりますよう、準備につきましては、子ども教育の専門家を含む運営チームが一緒にアイデアを実現したいと考えています。
【実施日】2020年5〜6月中予定
【応募締め切り日】 2020年5月15日(金)(締め切り以降も問合可)
【応募方法】件名を「アーティスト募集」とし、下記の内容をメールで送信ください。
① 氏名/アーティスト名
② これまでの活動が分かるウェブサイトなど
③ 実現したいアイデア(フォーマットはワークショップ、講座、遊び、自身の作品への参加など自由です。オンラインであること、対象が子どもであること、基本40分のクラスを想定していることをご留意ください)※「オンライン・こどもアートスクール」の対象年齢は8才以上(8才以下も参加可/保護者同伴可)としていますが、対象年齢は応相談です。 また、参加人数は最大15名としています。
【サポート】
-40分クラスへの謝礼金
-アイデアを実現することへのサポート(専門家との打ち合わせ)【応募先メールアドレス】online.kodomo.art.school@gmail.com