2021年10月14日(木)より赤鹿麻耶写真展「ときめきのテレパシー」が東京のキヤノンギャラリー Sで開催される。
本展は、今年2月にホテル アンテルーム 京都 GALLERY 9.5で開催された同名展を作家自ら再構成した展覧会となる。赤鹿がこれまでに取り組んできた数々のシリーズのなかから現在の視点でセレクトされた35点が、キヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリント、展示される。
赤鹿は大阪を拠点に国内外で活躍する写真家。2011年に作品〈風を食べる〉で第34回キヤノン写真新世紀グランプリを受賞している。
作家メッセージ
写真をつくる旅の中で、そのときそのとき辿り着く良い写真には、初めて触れるような「ときめき」が あります。
そしてその先には、信じることで生まれる「テレパシー」があります。 これは、私がひとつひとつのイメージを、つくって、残して、また再び進もうとするとき、いつも 大切にしていなければならないことでした。今回の展覧会では、「2021年の私」がセレクトした良い写真たちを展示します。
小さなものから大きなものまで、たのしいものからこわいものまで、心の「ときめき」にはいろいろな ものがありますが、ひとつの「ときめき」に出会うことができたなら、それはまた次の「ときめき」を 運んできてくれます。
そうやって、私は私にわくわくすることができるのです。
赤鹿麻耶写真展「ときめきのテレパシー」
開催日程:2021年10月14日(木)〜11月24日(水)
開館時間:10:00〜17:30
休館日:日曜日・祝日
開催会場:キヤノンギャラリー S(東京都港区港南 2-16-6 キヤノン S タワー 1 階)
JR品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分入場料:無料
1985 年、大阪府生まれ。2011 年、作品〈風を食べる〉で第 34 回写真新世紀グランプリ受賞。 大阪を拠点に海外を含む各地で個展、グループ展を開催。夢について語られた言葉、写真、絵や音など 多様なイメージを共感覚的に行き来しながら、現実とファンタジーが混交する独自の物語世界を 紡ぐ。主な個展に「ぴょんぴょんプロジェクト Did you sleep well?」(空き地、大阪 / 松の湯、東京、2015)、「大きくて軽い、小さくて重い」(Kanzan gallery、東京、2017)、「Be my landscape」(ChocoChoco Gallery、台湾、2017)、「Sweet Rainy City」(Café Sugar Mama、ドイツ、2019)、グループ展に「氷の国をつくる」(東京都写真美術館、2020 )などがある。
東京都港区港南 2-16-6
キヤノン S タワー 1階