本展では、出垣内が土や灰の癖、自身の内面環境によって導かれるように作品を制作することに注目し、彼女の芸術への向き合い方について観察・考察します。 関西を拠点に活動する出垣内は高校生の時から陶芸をはじめ、大学時代には釉薬や焼成方法について研究しており、それらは現在も続いています。伝統的・硬派なイメージとそこからの脱却がせめぎ合うような表現は出垣内の作品大きな特長であり、造形や色彩、テクスチャからもその複雑性を感じ取ることができます。

会場では、二点の新作をはじめ、過去作も公開。また、本年に長野県伊那郡辰野町にて制作された野焼き作品を写真家・力武拓也と音楽家・檮原霞の協力のもと、写真・音楽と共に展開。多角的に作品について考えることができる空間を目指します。

宿泊施設のなかに置かれる、生活機能を持たないオブジェたちは、私たちに何を語りかけるのでしょうか。落ち着きのある空間、ゆったりとした時間の中で、その聲を感じてみてください。

出垣内 愛　「聲」

会期：2023年11月30日（木）～12月6日（水）※会期中無休

会場：JUU（FIGYA運営宿泊施設）

時間：13:00～19:00

料金：入場無料

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アーティストトーク

日時：12月2日（土）15:00～16:00

登壇：出垣内愛、mizutama

ギャラリーツアー

日時：12月2日（土）17:00～18:00

担当：出垣内愛

レセプションパーティー

日時：12月2日（土）18:00～

料金：参加無料、飲食各自持ち込み制

公開制作

会期中不定期開催