美術館や文化施設、教育機関などが多数ある中之島はアートエリアB1で、ZINEとそのつくり手、読者が一堂に会する「NAKANOSHIMA ZINE’S FAIR」が2024年4月20日（土）、21日（日）に開催される。サポートにあたるのは、毎年クリエイティブセンター大阪にて、カルチャーやアート、デザインの交流を図るKITAKAGAYA FLEA & ASIA BOOK MARKETだ。

ZINEはスケーターやグラフィティ・アーティストによって育まれたもの、また、SFファンの手によってつくられてきた2次創作などのファンブックをルーツにもつ。それから年月を経て、個人や小さな集団が各々の興味や関心のもとに制作する小部数の冊子が、幅広いジャンルに細分化しZINEと呼ばれるようになった。

本フェアでは、そんな一般的な流通には乗らない冊子がジャンルレスに集う。創作活動を楽しむというZINEの本質に着目し、つくり手のエネルギーを体感できる、読者自身も創作活動の喜びを味わえる機会が目指されている。

なお、3月5日（火）まで、一般公募枠も募集中だ。当日フェアに足を運び、ZINEを手に取り楽しむことはもちろん、手がけた冊子を届けるつくり手として、応募してみるのはいかがだろうか。