ジュエリーレーベル「ATAKA」の新作巡回展「EXHIBITION 2020」が堺・藤谷商店で7月4日（土）よりスタートする。同展は、名古屋・大阪・東京の3箇所を巡回し、30点以上の新作とこれまでのコレクションを合わせた100点以上のジュエリーが並ぶ展示会となっている。

「ATAKA」は、2018年に安宅洋輝（あたか・ひろき）が立ち上げ、大阪を拠点に活動。金属の調合から独自で行い、素材からオリジナルで制作するブライダルリングや、ポストモダンやミニマル、コンセプチュアルなどのさまざまな要素からアプローチしたファインジュエリーの制作・販売を行っている。

展覧会では、新作となる「YELLOW（イエロー）」「SLICE（スライス）」「ROD BOLD（ロッドボールド）」の3種類のコレクションを発表し、これまでのコレクションとあわせて受注販売。さらに、記念日の数字を元に、素材からオリジナルで調合・制作するブライダルリングの相談も受け付けている。

また、本展にあわせて、グラフィックデザイナーの小林一毅（こばやし・いっき）とともにインテリアポスターを制作。 肉体の健康と精神の健康が比例していない、屈強な脚と半身がモチーフになっており、精神的な成熟と幸福に、ジュエリーをはじめ身を飾ることは“寄与できる”と仮定して制作している。

思考を身に付け、表現できるプロダクトのひとつとしてジュエリーをとらえ、日常のなかに“問い”を持つことを大切にしているATAKA。「ジュエリーを身に付けることで生まれる高揚を楽しんでほしい」と安宅は語っている。