
サントリー、明治乳業、カルピスなどのロゴを手がけ、立体的なアルファベット作品によって世界的に注目された彫刻家・デザイナー、五十嵐威暢(1944-2025)の企画展「A–Z Homage to Takenobu Igarashi」が、2026年5月22日(金)より心斎橋PARCOで開催される。
本展は、北海道出身の五十嵐と札幌PARCOとのゆかりを背景に、2025年11月に札幌PARCO50周年を記念して開催された展覧会を再構成した巡回展。1994年に彫刻家に転身する以前の、デザイナーとしての五十嵐のアルファベット作品に焦点を当てた内容となる。
AからZまでのアルファベットを題材にした彫刻・グラフィックデザインの作品に加え、心斎橋PARCO開業時に旧渋谷PARCOから移設された「A」と「O」のネオンサイン、本展の開催にあわせて誕生した五十嵐ロゴの積木ベンチなど、五十嵐の創造性あふれる作品をビル内の各所で観ることができる。

1944年北海道生まれ。デザイナー、彫刻家。
多摩美術大学デザイン科卒業後、渡米。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修士課程修了。
代表作にニューヨーク近代美術館のカレンダー、渋谷PARCO PART3やカルピス、明治乳業、サントリーのロゴの他、日本各地の地場産業の技術を駆使したプロダクトデザインがある。1980年代にはさまざまな素材を使いアルファベット彫刻を手がけた。
グラフィック・プロダクトデザイナーとして活動後、1994年以降は本拠をロサンゼルスへ移し、彫刻制作に専念。石、木、金属、テラコッタ、ステンドグラスなど、さまざまな素材でパブリックアート作品を数多く制作した。
2004年に帰国。故郷でデザイン会議を開催し、多摩美術大学では学長をつとめた。
金沢工業大学内には「五十嵐威暢アーカイブ」が設立され、北海道新十津川町の「五十嵐威暢美術館かぜのび」では、自身の彫刻作品とアトリエを公開している。
2025年2月12日、死去。80歳。
A–Z Homage to Takenobu Igarashi
会期:2026年5月22日(金)~6月14日(日)
会場:心斎橋PARCO 14F PARCO HALL ※現PARCO GALLERY
※常設展は心斎橋PARCO B2F・13F エスカレーター横/ベンチ設置場所は御堂筋側入口前 歩道(心斎橋PARCO~大丸心斎橋店間)時間:10:00~20:00 ※入場は閉場の30分前まで/最終日は18:00閉場
入場料 :500円(税込) ※未就学児無料
※入場料が必要なのは14F PARCO HALLのみ。常設展及び御堂筋側入口前歩道は無料主催 :パルコ
共催 :五十嵐威暢美術館かぜのび
協力 :金沢工業大学 五十嵐威暢アーカイブ、竹尾アーカイヴズ
大阪市中央区心斎橋筋1-8-3









