
所有すること自体に価値があるとされる、コレクタブルデザインの在り方を探る企画展「Monumentality Object Vol.01」が、2026年8月1日(土)から30日(日)まで、北加賀屋のPASSAGEにて開催されている。
会場のPASSAGEは、「人生を豊かにする直観的なもの」をテーマに掲げ、大阪・豊崎を拠点に活動するギャラリー・MUYO が運営するミュージアムギャラリー。2026年4月に、クリエイティブチーム・staple studioによるプロダクトの展示、販売やギャラリーが楽しめる複合スペース・B.O.H.の3階にオープンした。
出展は、幾何形態を組み合わせた独自の構成物を描くカワイハルナ、デザインコレクティブ・MULTISTANDARDのメンバーとしても活動する田渡大貴、古紙や古道具、石などを使った立体作品や、ろうけつ染めをベースにした作品を制作する内藤紫帆、紙に漆を塗る紙胎という技法を用いた制作を行う小泉巧の4名。
タイトルにあるMonumentality(モニュメンタリティ)とは、作品そのものに備わるものではなく、作品と空間、そして鑑賞者との関係のなかで立ち上がる経験のことで、ここでの「Monumentality Object」とは、作品が空間や鑑賞者との関係を通して、私的な感覚体験をもたらすようなオブジェクトを指している。
この「Monumentality Object」という考え方や、作品を素材・空間・身体との関係のなかでとらえる1960年代末のもの派の視点を起点に、コレクタブルデザインを所有の対象から人生との関係を育む存在としてとらえ直すことが、本展のテーマ。
参加した4名の作家それぞれの作品が、「Monumentality Object」という考え方への応答として空間を構成し、鑑賞者それぞれに動的で感覚的な体験を提供する。
ぜひこの機会に、作品や空間を主観的に味わい、その時々で移ろう作品との関係性の変化を楽しんでみてはいかがだろうか。
Monumentality Object Vol.01
参加アーティスト:カワイハルナ、田渡大貴、内藤紫帆、小泉巧会期:2026年8月1日(土)~30日(日) ※金・土・日曜のみオープン
会場:PASSAGE(B.O.H 3F)
時間:13:00~18:00
料金:入場無料
大阪市住之江区北加賀屋5-4-19
B.O.H 3F
![thumbnail: 2026/6/1〜6/15:中村心音[在野研究と生活者]/増田希生[B.O.H. キュレーター/プロダクトデザイナー]](/assets/img/common/space_85x58.png)

