
展覧会ステートメント
パクパク倶楽部は、オカモトミナミ、合歓木瑠衣、まさかねゆうなによるアートユニットです。2022年から現在まで自主展覧会をはじめとして、多方面にわたって精力的な活動を続けています。
プライベートでも仲のいいパクパク俱楽部は、3人でよく旅行に出かけ、これまでにさまざまな土地や場所を訪れています。それは、これまでにパクパク倶楽部がつくったZINEや関わった展覧会、そしてそれぞれの絵の中にも垣間みることができました。
そのような、絵や展覧会のなかに現れるパクパク倶楽部の旅と、私たち鑑賞者とのつながりには、旅先から届く絵葉書のような手触りを感じます。その土地の名所や名物などの絵や写真が印刷された絵葉書は、旅先で見たもの、感じたことを別の場所にいる誰かへ届けるものとして、人と人の間を行き来していました。
こんな景色を見た、こんなことがあったということを、誰かに伝えたいという気持ちから生まれたこのやりとりは、みたものをかき、誰かに伝えるという点において、絵を描くことと重なる部分があるように思います。
そんな純粋な気持ちや欲求は、パクパク倶楽部の絵や展覧会からも感じることができます。
パクパク倶楽部は、常に彼女たち自身が面白いと思うことを発端として、それを他者にも共有できる形にするという制作を行ってきました。
その表れとして、すでにあるものを独自の視点で組み合わせることで生みだすおかしさや、ワークショップや展覧会のギミックなどにみてとれる遊び心などが、パクパク倶楽部の特徴といえます。このようなパクパク倶楽部と旅先からの便りに共通する要素を起点に、本展では描くこと、あるいはしたためること、そしてそれを受け取ることの関係性を通して、人と人との関わりの中にある絵について考えます。
また、旅先からの便りを形づくる要素を手がかりとした、公開制作やパフォーマンスを行い、絵が人と人をつなぐ道筋をたどります。一枚の絵を、旅先から届いた一枚の便りのように眺めてみる。
旅と絵、したためることと描くことを重ねてみることで、気付かなかった誰かの景色を知る展覧会です。–
パクパク倶楽部
作家オカモトミナミ、合歓木瑠衣、まさかねゆうなによるアートユニット。
2020年、近畿大学文芸学部芸術学科造形芸術専攻にて出会い、「クリームソーダ研究会」を結成。その後、寒くなるとクリームソーダを飲むことが困難になるため「パクパク倶楽部」へ改名。
それぞれ作家として、絵やZINE、アートブックの制作をしながら、2022年より本格的に活動を始める。主に自主企画展覧会やワークショップの開催、アートイベントへの参加などを通して、絵をはじめとしてさまざまなものをつくり、人や場所を巻き込みながら、明るくひらかれた場をつくり続けている。
最近はポッドキャストの配信など、さらに活動の幅を広げている。【展示】
2023
「Chikuzennni」Studio coote gallery(大阪)
2024
「カレゲエ」gallery yolcha(大阪)
「出張!パクパク倶楽部 in きんたんち」喫茶とごはん きんたんち(京都)
「パクパク荘」イロリムラ(大阪)
2025
「エチュードオブヒアアイアム」エチュードブックス(大阪)
「Here I am」Studio coote gallery(大阪)
2026
「じだいのはざま展vol.6」 gallery metabo(京都)【イベント出展】
2025
「ZINE FEST KOBE」デザイン・クリエイティブセンター神戸 KIITO(兵庫)
「DESIGN FESTA vol.61」東京ビッグサイト(東京)
「名もなきものたち」β本町橋/主催(大阪)
「祝いち」i・yu art space(大阪)
「ZINE FEST OSAKA」大阪市中央公会堂(大阪)
2026
「古本とZINEとカレー」HONJO FACTOR(大阪)
パクパク倶楽部「したためた絵 えがかれた手紙」
会期:2026年9月26日(土)〜10月4日(日)
会場:クリエイティブ拠点「ひらくきち」ギャラリー区画
時間:13:00〜18:00
休廊:9月29日(火)、30日(水)
料金:入場無料
企画:石ピープル
イベント
公開制作「郵便自転車のつくり方」
作家在廊時、随時開催アートユニットトーク パクパク俱楽部×石ピープル
日時:10月4日(日) 15:00~16:00
参加費:500円(内300円は商品購入に利用可) ※学生・未就学児無料パフォーマンス「旅する絵」
日時:10月4日(日) 16:30~17:30
郵便自転車で作家とともに手紙を出しに行きます
東大阪市東石切町2-1-4



