大阪およびオンラインを拠点とし、やりたいことを快適に実現するための場所・環境を作る活動を行う∧°┐ （ペフ） によるポップアップ「∧°┐ が 所有するもの in 3D」が、京都のBnA Alter Museumで開催される。

ペフは、アートの専門的な知識や歴史によらず、生活そのものがアートをはじめとした表現と等価であること、そしてアートを超えてコミュニティを作ることを主眼に活動している。主な展覧会に、「大大大 chotto crazy 2020 MAX」（音ビル／大阪、2021）、「things that i (we) heard around OTO building」（住之江区民ギャラリー／大阪、2022）など。今回の会場となるBnA Alter Museumでも2019年に展覧会「A+A-CC K2 X W」を開催した。

本ポップアップは、「大切にしたいものを所有する・所有するものを大切にする」をテーマに、ペフが取り扱う国内外のアートブックやインディーレーベルのミュージックテープに加え、ペフメンバーの生活の中にあるものや、インターネットで収集したデジタル書籍、収集したコトバをシルクスクリーンした古着等が、ペフによるミュージアムショップのようなディスプレイで展示・販売される。

また、宿泊型ミュージアムである会場の宿泊者限定で、ペフによる「ビーエヌエーオルターミュージアムに宿泊する人たちの気持ちを知る・表す」をはじめとしたデジタル作品を体験することも可能。継続的に行われているこの取り組みは、ペフの作品制作に鑑賞者が参加することで、表された人の気持ちの数々は将来的にペフの作品として蓄積されていく。