北加賀屋の音ビルを拠点に活動するcreative,community space ∧°┐（以下、ペフ）が、公募で集まった20の実現したいことをちょっとクレイジーな仲間たちと実現する展覧会・参加型アトラクション「大大大 chotto crazy 2020 MAX」を、音ビルにて開催する。

「chotto crazy」は、2017年にスタートした、ペフによるコミュニティイベント。ふと思い立った無意味なことをやり切った時に味わったスッキリとした心地良さを共有したいという思いから、ペフに来場した人たちが実現したいことを実現するためのイベントを開催してきた。

今回のイベントに参加するプログラムは2020年春に公募。「やりたいけどできない」「やりたくないけど気になる」「やらなくてもいいけどやってみたい」ことを募集し、集まった120のアイディアの中から20を選出した
当初は2020年9月にイベントを開催予定だったが、COVID-19の感染拡大予防対策を徹底するため、9月から約4ヶ月間にわたって「実現したいこと」実現までの過程を発表するプロジェクトへと開催形式・内容を大きく変更。特設サイト上での活動、11月のプレイベントを経て、本イベントの開催に至った。

現代美術家の山村祥子、イラストレーターのKenny Pain、ミュージシャンのseaketaほか、アイディアを応募したアーティストやサラリーマンなど17名の「ちょっとクレイジーな仲間たち」が、「何人かでラ（だと思う音）の音合わせをしたい」「暗闇でおしゃべりしたい」「芝浴」「こども基地協会を設立」など、それぞれのアイディアを実現。COVID-19対策のため、一部のプログラムは2021年4月以降に延期とし、会場での実現が難しいものはオンラインで発表するなどの変更もあるが、来場者は会場内で、実現されたアイディアを鑑賞・体験することができる。

参加は完全予約制。開会式・閉会式や一部のパフォーマンスはYouTube Liveで生配信される。