大阪を拠点とする映画監督・小田香の新作《セノーテ》が、山形市で開催される「山形国際ドキュメンタリー映画祭2019」のアジア千波万波部門にて上映される。
小田は、ボスニア・ヘルツェゴビナで撮影した前作《鉱 ARAGANE》が「山形国際ドキュメンタリー映画祭2015」アジア千波万波部門にて特別賞を受賞し、注目を集めた。また、小田はサラエボに2016年まであった映画学校「film.factory」の出身者だ。学校創設者、映画監督のタル・ベーラは小田についてWebメディア「i-D JAPAN」にて以下のように語っている。
300m地下の暗闇にたったひとりでカメラを持って降りていき、とてつもなく美しい映像を撮った彼女は、フレッシュで詩的な、自分の映画言語を見つけた人です。
新作の舞台はメキシコ。古代マヤで現生と黄泉を結ぶと言われる泉セノーテをめぐって交差する人々のいまと昔を描く。
なお、本作の編集期間に、小田が自室で描いてきた100点組の絵画「ミューズ」シリーズの一部を展示する展覧会「muse series – paintings of Cenote」が、映画祭と同時期に山形市内で開催される。
「山形国際ドキュメンタリー映画祭2019」にて小田香監督《セノーテ》上映
日時:2019年10月12日(土)11:00〜、10月14日(月・祝)16:40〜
会場:フォーラム山形
料金:前売1,100円、当日1,300円(1回券)
問合:山形国際ドキュメンタリー映画祭(山形事務局)
023-666-4480
YIDFF2019連携プログラム「小田香 展 muse series – paintings of Cenote」
会場:KUGURU(山形市七日町2丁目7-23 とんがりビル1階)
会期:2019年9月26日(木)〜10月20日(日)11:00-19:00
定休日:水曜日
料金:入場無料
問合:株式会社マルアール
TEL 023-679-5433 MAIL info@maru-r.co.jp