1999年から関西で音楽活動を始め、今年で20周年を迎えたオオルタイチの集大成コンサートが、来年1月18日（土）に千日前の味園ユニバースにて開催される。

1979年に奈良で生まれ、「漂流する内的民俗」をキーワードに1999年よりオオルタイチとして活動を開始。電子音と非言語の歌が融合した音楽を展開し、当初は即興演奏を軸に楽曲制作を行っていたが、90年代にダンスホールレゲエとの出会いによりトラック制作を本格的に開始。その後、即興の声の要素が歌のようなものへと変化を遂げ、現在のスタイルへと発展した。

ソロ名義のほか、2000年代には、バンド「ウリチパン郡」や、YTAMOとのデュオ「ゆうき」などでも活動。2019年から「水曜日のカンパネラ」のコムアイとのユニット「YAKUSHIMA TREASURE」を始動したのが記憶に新しい。

幾多の変遷を経てきた彼の音楽を、植野隆司（テニスコーツ）らが参加するスペシャルバンドにより演奏する。 なお、このスペシャルバンド編成での新しいアルバム『Hotokeno』を、公演に合わせてリリース。