年に2回、春と秋に行われる「北浜蚤の市」。その第13回目が、2024年4月20日（土）、21日（日）の2日間、中之島公園（中央公会堂前）で開催される。今回は、陶器や真鍮のアクセサリー、グリーンにドライフラワー、また、ビンテージ雑貨や古着、北欧ファブリック、食器、体に優しいお菓子やパンなど、個性豊かな約70店舗が出店する。

北浜蚤の市は、北浜にオフィスを構える建築・インテリアデザイナーの三宅右記氏、堺市で宿泊施設兼カフェ「SAKAINOMA」を営む間宮菜々子氏、店舗や商品の企画、インテリアコーディネートを専門とする河崎杏奈氏の3名を中心に、2018年から運営されている。元はデザイナーやスタイリストなど、彼らの仲間に声をかけ、小さなマーケットイベントからスタート。規模を拡大し、現在ではまちを彩る人気イベントとして親しまれている。

北に堂島川、南に土佐堀川が流れる北浜・中之島。心地よい春の風景のなか、地域と人によって育まれてきた蚤の市で、カルチャーに触れる2日間を楽しみたい。

なお、北浜蚤の市と同日、近隣で2つのイベントも行われる。KITAKAGAYA FLEA & ASIA BOOK MARKETのサポートにより、創意に富んだZINEをジャンルレスに集めた「NAKANOSHIMA ZINE’S FAIR」がアートエリアB1で開催。また、こども本の森 中之島には人工芝のピクニックエリアが設置され、大人も子どもも自由に絵本を楽しめる「北浜蚤の市×ほんのもりピクニック」も。あわせて足を運んでみてほしい。