関西をメインに「おはなし」のイベントを届ける「噺三昧|かたりざんまい」。2024年2月に神戸・新開地の喜楽館で、落語と怪談の競演として初めて開催された。
出演した落語家の笑福亭べ瓶と桂源太、怪談師の城谷歩の再共演を望む声が多く寄せられ、1回目と同じ顏ぶれによる2回目の公演が、2024年9月7日(土)に大阪天満宮にほど近い天満天神繁昌亭で行われる。
「噺三昧|かたりざんまい」特徴
異なる演芸の競演
演者がひとりで舞台に立ち演目を披露するところは通常通りですが、異ジャンルの演芸を見たことによる影響は後の演者に多分にあり、普段見られない、その時限りの演出がうまれて、おなじみの「おはなし」もいつもと違う新しさでお楽しみいただけます。演目は当日のお楽しみ
公演はフリートークからのスタート。おはなしをする中で以降の公演内容を組み立てます。
演者のパーソナリティが垣間見え、ライブだからこその進行は観客を惹き込みます。初めて見られる方にもわかりやすい
冒頭だけではなく、締めくくりにもフリートークの時間を設けており、初回開催時は演者自身の心の動きやお互いの演目を見た感想などを話しました。演者の意図がよりよく汲み取れ、新しい発見があることも。
当会がきっかけで親交を深めたべ瓶・城谷のフリートークはカジュアルにご覧いただけます。–
出演者プロフィール
落語家 笑福亭 べ瓶 (しょうふくてい べべ)
2002年 笑福亭 鶴瓶の門を叩き、13番目の弟子となる。
2021年に花形演芸大賞の金賞を受賞するなど、滑稽噺から人情噺までしっかりと語れる技量を持つ上方の落語家。
東西の人気落語家が出演するYouTube「落語の東西 笑福亭ベ瓶でっせ!」や、中国語と台湾語での高座経験など、落語の楽しさを広く知ってもらいたい、と精力的に活動をしている。
落語家として活躍するかたわら、NHK朝の連続ドラマ「わろてんか」に出演するなど、役者としても活躍している。落語家 桂 源太 (かつら げんた)
関西学院大学落語研究会出身。在籍時は部長を務める。全日本学生落語選手権「策伝大賞」で優勝。
プロの落語家を目指したい気持ちが強くなり、大学卒業後の2018年4月に桂 雀太に入門。
2020年4月に年季明け以降は数々の落語会、勉強会に出演し、日々研鑽を積んでいる。
一方、NHK大阪局主催の落語家のオーディションで合格した4人で構成する落語アイドルユニット「KAMIGATA☆らくご男子」に選出され、NHK総合「とっておき!朝から笑タイム」にレギュラー出演中。怪談師 城谷 歩 (しろたに わたる)
15歳から舞台演劇の道に入り、2000年~2011年まで劇団の主宰を務める。2012年怪談師デビュー。
落語や講談・弁士の語りを独学我流に研究し、ノスタルジックで独特な語り口「城谷節」を確立。
老若男女問わず広く皆が楽しめる怪談の在り方を求め、全国各地で口演会を開いている。
2018年にスタートしたYouTube「城谷の世界 城谷怪談」他、3チャンネルの総登録者数は15万人。毎週更新される300本の動画の再生回数は1900万回を超える。
日時:2024年9月7日(土) 開場 18:00、開演 18:30
会場: 天満天神繁昌亭
出演:笑福亭 べ瓶、桂 源太(落語)、城谷 歩 (怪談)
料金:前売 4,000円、当日4,500円
※チケットは、天満天神繁昌亭窓口・チケットぴあで発売 (Pコード 597‑700)問合:噺三昧 事務局 katarizanmai@gmail.com
大阪市北区天神橋2-1-34