
十三の写真ギャラリー・ブルームギャラリーにて、2025年2月8日(土)よりグループ展「Roots」が開催される。
本企画は、これまで同ギャラリーで度々新作個展を発表してきた、宮崎県延岡市を拠点に活動する写真家・内倉真一郎との対話から生まれたという。
関西を拠点に活動し同ギャラリーと関わりの深い作家5名が、「Roots(ルーツ)」=「物事の根源」や「由来」をテーマに、それぞれの視点から新作を制作。異なる経歴や表現方法を持つ作家たちが紡ぐ「Roots」の多様な物語が披露される。
アーティストプロフィール
内倉 真一郎(うちくら・しんいちろう)
1981年宮崎県生まれ。日本写真映像専門学校(大阪)卒業後独立し、現在は宮崎県にて活動。主な受賞歴として木村伊兵衛賞推挙、キヤノン写真新世紀優秀賞 、佳作を3回受賞 、第7回 EMON AWARDグランプリ受賞、Wonder Foto Day キュレーター賞受賞、KG+ Awardなど。作品コレクションでは清里フォトアートミュージアムヤングポートフォリオにて作品19点パーマネント・コレクションされる。近年の個展では IG PhotoGallery(東京)、BLOOM GALLERY(大阪)、KG+ pickup(京都)、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY(東京)、PURPLE(京都)にて開催などがある。また、PARIS PHOTO本祭、台湾、中国に出展し活動の場を広げ、2025年台湾台北にて3月個展を開催。北 義昭(きた・よしあき)
大阪府出身。1988年、日本写真映像専門学校卒業、フリーアシスタントになる。1987年より国内を旅し、1991年以降、海外へと放浪の場を移し、ヨーロッパ・アフリカ・アジア・中南米などを撮影。2002年、日経ナショナルジオグラフィックコンテスト(日本語版)でグランプリを受賞。田中 一泉(たなか・いずみ)
1996年大阪市生まれ 日本写真映像専門学校教員。2017年日本写真映像専門学校卒業後、大阪を拠点に写真作家として活動。私を含む同世代や家族が社会から受ける影響と生きる過程の中で気がつかない間に失った何かに 関心があり、写真メディアを利用し制作する。林 直(はやし・ただし)
1967年京都府にて写真館を営む両親のもとに生まれる。大阪芸術大学芸術学部写真学科を卒業後「東川町国際写真フェスティバル」の企画会社に入社。退社ののち帰郷し家業を継ぐ。京都国立近代美術館客員研究員を経験し、現在は家業のほか、大阪芸術大学客員教授、同志社女子大学、ニコンカレッジで講師を兼務。2019年より「木津川アート」プロデューサーとしても活動中。内外で個展など出展多数。写真集「みつめる写真舘」冬青社刊福島 耕平(ふくしま・こうへい)Atelier Ricken Backer 代表兼ディレクター
1984年神戸市生まれ 日本写真映像専門学校非常勤講師。海外を7年放浪、その後2017年日本写真映像専門学校卒業後、大阪を拠点に写真作家として活動。現在『時間と記憶』をテーマに制作を行う。日常に無限に推移し産み落とされる、形をなさない何かを探求している。その傍、若年層を中心とした作家を集め Atelier Ricken Backer設立、 代表 兼 directorを務める。
Group Exhibition「Roots」
出展作家:内倉真一郎・北義昭・田中一泉・林直・福島耕平会期:2025年2月8日(土) 〜3月1日(土)
会場:ブルームギャラリー / BLOOM GALLERY
時間:10:30〜17:00
休廊:日〜火曜
Tel:06-6829-6937
オープニングイベント
出展作家全員が参加。どなたでも気軽にご参加いただけます。
日時:2月9日(日)18:00〜
参加費: 500円(ドリンク付き) ※予約不要
大阪市淀川区新北野1-11-23
ハイム北野B103