本特集では、ドキュメンタリーとフィクションの関係やその境界について向き合いました。それは、「事実」「作為」「理解」というような言葉の定義や、それらに付随する葛藤の輪郭をなぞっていくような作業であり、あらためてドキュメンタリーとフィクションの境界というものがいかに流動的で、相互的関係にあるかを感じています。 人が食べるという行為をインタビューを通して観察・分析してきた独立人類学者の磯野真穂さんとの対談では、他者を理解することについて言葉を交わしました。また、現代フランス哲学、芸術学、映像論をフィールドに文筆業を行う福尾匠さん、同じく、映画や文芸を中心とした評論・文筆活動を行う五所純子さん、そして、劇団「ゆうめい」を主宰し、自身の体験を二次創作的に作品化する脚本&演出家・池田亮さんの寄稿では、立場の異なる三者の視点からドキュメンタリーとフィクションの地平の先になにを見るのかを言葉にしていただきました。 対岸の風景を可視化していくこと、まだ見ぬ世界を知覚すること、その先に結ばれた像が唯一絶対の真実から開放してくれることを信じて。そして、今日もわたしは石をなぞる。 小田香 Kaori Oda ー 1987年大阪生まれ。フィルムメーカー。2016年、タル・ベーラが陣頭指揮するfilm.factoryを修了。第一長編作『鉱 ARAGANE』が山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波部門にて特別賞受賞。2019年、『セノーテ』がロッテルダム国際映画祭などを巡回。2020年、第1回大島渚賞受賞。2021年、第71回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
特集no.02
石をなぞる石をなぞる
2021.09.30
#ANTHROPOLOGY#MOVIE#DIALOGUE
Editor’s Letter
本特集では、ドキュメンタリーとフィクションの関係やその境界について向き合いました。それは、「事実」「作為」「理解」というような言葉の定義や、それらに付随する葛藤の輪郭をなぞっていくような作業であり、あらためてドキュメンタリーとフィクションの境界というものがいかに流動的で、相互的関係にあるかを感じています。

人が食べるという行為をインタビューを通して観察・分析してきた独立人類学者の磯野真穂さんとの対談では、他者を理解することについて言葉を交わしました。また、現代フランス哲学、芸術学、映像論をフィールドに文筆業を行う福尾匠さん、同じく、映画や文芸を中心とした評論・文筆活動を行う五所純子さん、そして、劇団「ゆうめい」を主宰し、自身の体験を二次創作的に作品化する脚本&演出家・池田亮さんの寄稿では、立場の異なる三者の視点からドキュメンタリーとフィクションの地平の先になにを見るのかを言葉にしていただきました。

対岸の風景を可視化していくこと、まだ見ぬ世界を知覚すること、その先に結ばれた像が唯一絶対の真実から開放してくれることを信じて。そして、今日もわたしは石をなぞる。


小田香 Kaori Oda

1987年大阪生まれ。フィルムメーカー。2016年、タル・ベーラが陣頭指揮するfilm.factoryを修了。第一長編作『鉱 ARAGANE』が山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波部門にて特別賞受賞。2019年、『セノーテ』がロッテルダム国際映画祭などを巡回。2020年、第1回大島渚賞受賞。2021年、第71回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
本特集では、ドキュメンタリーとフィクションの関係やその境界について向き合いました。それは、「事実」「作為」「理解」というような言葉の定義や、それらに付随する葛藤の輪郭をなぞっていくような作業であり、あらためてドキュメンタリーとフィクションの境界というものがいかに流動的で、相互的関係にあるかを感じています。

人が食べるという行為をインタビューを通して観察・分析してきた独立人類学者の磯野真穂さんとの対談では、他者を理解することについて言葉を交わしました。また、現代フランス哲学、芸術学、映像論をフィールドに文筆業を行う福尾匠さん、同じく、映画や文芸を中心とした評論・文筆活動を行う五所純子さん、そして、劇団「ゆうめい」を主宰し、自身の体験を二次創作的に作品化する脚本&演出家・池田亮さんの寄稿では、立場の異なる三者の視点からドキュメンタリーとフィクションの地平の先になにを見るのかを言葉にしていただきました。

対岸の風景を可視化していくこと、まだ見ぬ世界を知覚すること、その先に結ばれた像が唯一絶対の真実から開放してくれることを信じて。そして、今日もわたしは石をなぞる。


小田香 Kaori Oda

1987年大阪生まれ。フィルムメーカー。2016年、タル・ベーラが陣頭指揮するfilm.factoryを修了。第一長編作『鉱 ARAGANE』が山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波部門にて特別賞受賞。2019年、『セノーテ』がロッテルダム国際映画祭などを巡回。2020年、第1回大島渚賞受賞。2021年、第71回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
paperC 特集02「石をなぞる」
2021年9月発行
企画・編集:MUESUM
アートディレクション・デザイン:UMA/design farm
WEBデザイン:FROTSQUARNEL
イラスト:丹野杏香
paperC 特集02「石をなぞる」
2021年9月発行
企画・編集:MUESUM
アートディレクション・デザイン:UMA/design farm
WEBデザイン:FROTSQUARNEL
イラスト:丹野杏香

DIALOGUE:小田香×磯野真穂
私は理解したいし、理解されたい(理解できないけれど)2/3

構成・文: MUESUM

食、身体、医療などのテーマから人間の生に焦点を当てる人類学者・磯野真穂を迎え、本特集の共同編集者・小田香との対談を収録した。これまで、他者の言葉や行為と向き合い、人類学の間口を拡げてきた磯野は、小田の映画になにを見たのか。互いに異なる世界の触知を確かめながら、視座を通じ合わせていく。

収録:2021年8月9日(月)ZOOMにて

DIALOGUE:小田香×磯野真穂|私は理解したいし、理解されたい(理解できないけれど)

1 「誰かを殴ったことがありますか?」
2 「物語のほうがよっぽどノンフィクション」
>>記事を読む

3 「言葉にすると陳腐だけど、いかに知らないかをわかること」
4 「それって、聞くことの本質的な業だと思う」
5 「傷つけ合ったっていいやん」
>>記事を読む

6 「絶望しか感じられないですよね」
7 「お互い変わらないんじゃないかな」
>>記事を読む

特集一覧をみる

3 「言葉にすると陳腐だけど、いかに知らないかをわかること」

磯野:『あの優しさへ』の最後に、「私は理解したいし、理解されたい」というフレーズが出てきますよね。あれは、小田さんの深層にあるシンプルな言葉だと感じました。私は「わからせる」とは、「伝えたい」ということだと思うんですけど、たとえば、近作の『セノーテ』にも「理解したい、理解されたい」という言葉が反映されているとして、上映時に達成感はありましたか?

小田:自分のことが理解されたかどうかはわからないけど、私自身の『セノーテ』での体験はごくシンプルなことなんですね。潜って、人と出会ったという。その感覚を追体験してくださった方は何人かいらっしゃると思います。

磯野:その追体験という行為が、小田さんの「理解したい、理解されたい」という想いにつながっている……?

小田:実は、最近は考え方が変わってきていて。他者に「理解されたい」という気持ちは、人並みにあります。でも、「理解したい」という言葉に関しては、前提として「理解できない」という括弧書きがつくようになりました。絶対的に他者は理解できない。それでも傷つくことを恐れて「理解しない」と言うのはやめようと。

磯野:それは人生のなかで、そう思われるような経験があったんですか(笑)。

小田:いや(笑)。ただ単に、人間として「理解したい」という気持ちがあるってだけですね。その気持ちを『あの優しさへ』にまとめたんですけど。やっぱり人って、その人を知れば知るほど、知らないことだらけになる。わからなくなることとは違うかもしれませんが、いろんな顔があるなかで、自分の知っている部分はごく一部だけだ、と。だから、総体として理解できているとは思わないようにしています。

DIALOGUE:小田香×磯野真穂|私は理解したいし、理解されたい(理解できないけれど)2/3
小田香『あの優しさへ (Toward a Common Tenderness) 』(2017)

磯野:本を書く原動力のひとつに、ある種の怒りがあります。“わかったふり”をした言葉が嫌いなんです。小さい頃から、わかった風に語る人に傷つけられた経験が多かったからだと思うんですけど。社会はこうなんだから、なんでわからないんだ、と。でもその人だってわかっていないと思う。文化人類学はわかった風な人たちに抵抗する手段になってくれた一方で、それは自分にも返ってきてしま。私はわかった風にしている人に対して、「それは違うだろ」と語り直すので、結局、同じことをしているんだけど、じゃあ同じことしてるからダメって言うのもまた違うと思うんですよね。

小田:語り直されるとき、本にまとめるとき、そういう危険性をご自身で感じながら、それでも伝えるために書くときの口調や言葉の運び方がありますよね。それに対する逡巡もありますか?

磯野:逡巡かどうかはわかりませんが、自分が逃げていないかの確認はありますね。自分が出した言葉に対して真摯さをもって生きているかを大事にしています。技法よりも身構えの問題でしょうか。昨年取材を受けたBuzzFeedのコロナの記事は、その基準に基づいて応答しました。私は「これが正しいから、みんなこうすべきだ」と考えるのが嫌なんですね。コロナ禍は、まさに日本の社会がそういう風潮に染まっていると感じる瞬間、それに反駁すべき人類学者が声を上げていない。でも、反駁したらどうなるかも想像がつく。「人が死んでもいいのか」「命は大切」という反駁し難い倫理を掲げながら、生活のあれこれを疑問ももたずに変えようとする強い言葉たちに対しその逆を言うことはかなり勇気が必要だったんですけど、ここで取材の依頼が来て、それを断ったり、あるいは批判を恐れて表層的に同調するような言葉を述べたら自分で自分を裏切るという感覚がありましたね。

小田:私は、映画を上映してお金をとる際に、対価を支払う人に対して提供するものがはっきりしないままで良いのかという不安が多少あります。人はなにか具体的なメッセージや問いに対する答えを求めて、映画を観たり本を読んだりするのかなと思うこともあって。そこで果たすべき役割に添おうとするときの言葉遣い、文章のつくり方があるんじゃないかと考えたんですよね。

磯野:あぁ、やっぱりアーティストと研究者の圧倒的な違いだと思うんですけど、私ははっきりさせないのは“逃げ”だって思っちゃいますね。私の好きなマックス・ウェーバーは、『職業としての学問』のなかで「学問の役割は価値を提供することではなく、それがなにかを明瞭にすることだ」と書いています。それが好きで。たとえば、神を信じることに価値があるかどうかを学問が決めることはできない。でも、なぜ信じるに至ったか、至らなかったかを明瞭にすることはできる。それは、学者自身が価値観をもたないということではなく、私自身はある価値観のもとで書きます。でも、その価値観を人に承認してほしいとは思わない。自身が立てた問いに対してどこまでの明瞭さをもっているかどうかを突き詰めたいんです。だから、私ははっきりさせたい派。それは学問だからで、アートはそれに拮抗するものだと思います。小田さんはカメラを向けることに搾取や暴力性が伴うことを気にされているじゃないですか。それでも問うことの覚悟や責任については、どう考えていらっしゃいますか?

小田:撮影という行為について考えることが多いですが、つくるものに対する責任でいうと、編集という作業もある作為のもとに一本化していくので同じことが言える。そこで、自分が撮ったものに対して誠実でありたいという気持ちは多大にあります。リスクをかけて私生活を撮らせてくれる人がいて、対してお返しできるもの、見せられるものがあるとすればそれくらいかな。

磯野:私は対象に「誠実であった」?

小田:「誠実に生きよう」ですね。ものごとに誠実に取り組むとか、そういう気持ちに還元されます。

DIALOGUE:小田香×磯野真穂|私は理解したいし、理解されたい(理解できないけれど)2/3
小田香『鉱 ARAGANE』(2017)

磯野:それはこう、小田さんにとっての「映像とはなにか」というところにつながるのでしょうか?

小田:ああ、どうですかね。でも、ずっとやり続けることというか、すべてワークインプログレスであって、大きなプロジェクトの過程にいる。それを作品として2、3年に一度まとめるという感じでやっているんです。映像自体の心構えとしては、「いかに自分が知らないか」をわかること。言葉にするとすごく簡単というか、嫌なんですが。撮影時にわかっていくプロセス、理解するにあたってこういう分解がありましたっていうのを発表する。それが『セノーテ』と『鉱 ARAGANE』です。

磯野:怖くないですか? 私だったら、自分の理解していくプロセスを紹介して、誰か見てくれるだろうか、面白がってくれるだろうかという不安にかられます。

小田:わからないってことをですか?

磯野:自分がいかに知らないか。それをわかっていくプロセスを丁寧に紹介したとして、私ならそれに時間を使い、お金を払ってもらうことに対して、すごく不安が生じそう。

小田:わたしも不安だらけです(笑)。

磯野:『鉱 ARAGANE』の上映時、「早く終わってくれ」って思ったのはそういうことですか?

小田:8割くらいは。加えて、室内が明るすぎたことですね。『鉱 ARAGANE』は画面が暗い映画なので、ほぼ音しか聞こえないような状況でみなさんに観ていただいていて。吐きそうでしたよ(笑)。

DIALOGUE:小田香×磯野真穂|私は理解したいし、理解されたい(理解できないけれど)2/3
小田香『鉱 ARAGANE』(2017)

4 「それって、聞くことの本質的な業だと思う」

磯野:そういう不安がありながらも、多くの人に届けたいという気持ちがありますよね。小田さんはどう不安を乗り越えていくんですか? これは、私自身に対する問いでもあるのですが。

小田:完成したものを観てほしい、発表したいっていうシンプルな気持ちですね。「お金払って観てもらうの、どうやねん」という疑問は常々ありますよ。それは解決していませんが、でもいろいろなお金を使っちゃったし回収しないとな、と(笑)。

磯野:すごくシンプル。「つくったから見てほしい」って、一番本質的ですよね。私の場合は、「なんか違うんじゃない?」と投げかけたいいう気持ちが先行するんですよね。小田さんは社会に対して怒りを抱えたりしないタイプですか?

小田:もちろん憤ることもありますけど、でも、直接的に作品につながってはいないと思います。

磯野:それ、どうやって切り換えているのか教えてほしいです。

小田:『ノイズが言うには』以外は、日本で制作していないんです。だから、ちょっとレタッチしているというか。異邦人として身を置くことでつくれたものだったのかなと思います。

磯野:たしかに、私もシンガポールでリサーチした際には、冷静に見ている自分がいたかも。良くも悪くも、よそ者の冷たさがあるというか。ちょっとおかしいと思うことがあっても、そこに感情が動いていかない部分はあったかもしれないですね。

小田:磯野さんは、なんで摂食障害を研究するようになったんですか?

磯野:以前は運動生理学を専門にしていて、人間が数字になっていく自然科学が面白い!と思っていたんですよね。筋肉なら筋繊維・筋膜・アミノ酸のように、バラバラに分解されていく。でも、実際の身体の動きって物質の足し算で表せるような単純なものではない。それ以上なんですよね。人間の身体って、他者との関わりのなかでパフォーマンスが変わっていきますよね。それを自然科学では描けない。環境を含めた全体を描けないことに違和感を感じながら渡米した先で人類学と出会い、突然専攻を変えちゃったんです。当時は、日本で摂食障害が一般的になっていった時期で、周りにも拒食症・過食症になった友人がいたり、自分自身も「ダイエットしなきゃ」といったプレッシャーに課されていたんですよね。この病気は生理学のアプローチでは扱えない、人類学がベストなんだと思いました。小田さんと同じで、最初からこれがやりたかったというよりも、出会ったものから生まれる発見に乗り込んでいった結果、摂食障害という研究テーマにたどり着いたという感じではありますね。

DIALOGUE:小田香×磯野真穂|私は理解したいし、理解されたい(理解できないけれど)2/3
DIALOGUE:小田香×磯野真穂|私は理解したいし、理解されたい(理解できないけれど)2/3
宮野真生子・磯野真穂『急に具合が悪くなる』(晶文社、2019)https://www.shobunsha.co.jp/?p=5493

小田:そうなんですね。磯野さんはそれらを研究するためにインタビューという手法をとられますよね。私もときどきインタビューします。その際、下手というか、嫌だなと思うことのひとつが、自分が求めるキーワードを探しながら聞いてしまっていることなんです。たとえば、『セノーテ』の制作時には、30〜40人くらいに話を聞かせてもらいましたが、どこかでセノーテに関わる強烈な体験を求めている自分がいるのがわかるんです。

磯野:それが嫌なんですか?

小田:それってお話を聞いていることになるのかな、という気持ちがあります。そういう感覚はないですか?

磯野:話を聞くとは、という問いですね。私もそういう気持ちになることはありますが、やっぱりなにかをつくり出す作業は、なにかを切り取る作業だと思うんですよ。そこに見ている人間の視座がないまま切り取ることはできないですよね。だから、なにかを求めてしまうのは、聞く・話すことが本質的にもっている業のような気がするんですよ。

小田:業と言われたら、そうかもしれないですね。

磯野:そこからは逃げられない。逃げたら意味不明なものになってしまうと思う。そこに私という聞いていた人間がいたことを隠してしまうというか。だから、その業はもう引き受けて、なにが提示できるかということに挑戦する。人類学は、存在すら認識されていなかったもの、違和感を感じていても明らかにされていなかったことを明瞭にできるかという挑戦なんです。

小田:そのインタビューでは、どういうプロセスをとられるんですか?

磯野:2015年に上梓した『なぜ普通に食べられないのか』では、当初、シンガポールで20人くらいにインタビューしました。でも、一度話を聞いただけでその人をわかったとは言えないと思い、結果4年間をかけて6人を追うことになりました。ただ、長く話を聞くことでわかったと言えるのかという疑問は残ります。小田さんの根本的な葛藤と似ていますね。そう思いません?

小田:そうですよね。ただ、4年間の歳月で、個人の言葉に対する理解は深まりそうな気はします。

磯野:良いインタビューって、自分が欲しいキーワードを取ってくるよりも、その人の生きてきた風景が見えることだと思うんですね。だから、時間をかけることで、風景は見やすくなる気がします。その人と歩んだ時間が少ないと自分の世界観で解釈してしまう。小田さんもそう感じますか?

小田:感じますし、自分の世界観で解釈しているでしょうね。1、2回しか会っていない人に対しては。

磯野:それ以外、無理ですよね。どれだけ想像しても、それは私の想像力だから。でも、長い間お話を聞くことで、多少シンクロする部分が出てくる。あえて技法という言葉を使うと、人類学は「その人の生きてきた風景を見えるようにする技法」を培ってきた学問なんですよ。映像でも4Kとかテクノロジーがあるじゃないですか。小田さんはそうしたテクノロジーの明瞭さではないところの見せ方を意図的に選んでいますよね?

小田:『セノーテ』では、陸の映像は8ミリフィルムで、水中はiPhoneで撮っています。

DIALOGUE:小田香×磯野真穂|私は理解したいし、理解されたい(理解できないけれど)2/3
DIALOGUE:小田香×磯野真穂|私は理解したいし、理解されたい(理解できないけれど)2/3
小田香『セノーテ』(2020)

磯野:iPhoneのように、みんなが持っているもので撮れるんだけど、でも小田さんにしか撮れない、みたいな。そこに感性や学んできた技が表れるのでしょうか。私はインタビューするときに、相手の風景が見えるように工夫するんですけど、小田さんが映像を撮るときの工夫はなんでしょう?

小田:どうでしょうか……。フレームや美しく撮り方を決めることは、案外簡単なんです。それに対して自分は「決まってないけど、なんか画面のなかにあるぞ」というのを目指していて。撮影中は基本的には受動的で、眼前の世界を「浴びる」という気持ちでカメラを回しています。もちろん、私も動いたり、カメラを動かしたりして反応はするんですけど、起こっていることへの反応であって、自分からアクションを起こすことは稀です。

磯野:ある意味、撮るって超能動的な行為じゃないですか。小田さんは極度に能動的な行為のなかに、究極の受動性を混ぜ込む、みたいな(笑)。

小田:待ってますね、基本的には(笑)。

磯野:私も文章を書いているときに、自分で書いているんだけど、書かされているという気分になることがあるんですよ。

小田:ご自身がメディアみたいになっているっていうことですか?

磯野:自分が書いた文章によって、磯野から言葉を引き出されるというか。書かれてしまった文章が、他者になってしまう感覚ですね。小田さんもそういう感じなのかなと。「撮る」という行為をしながら「浴びる」っておっしゃったじゃないですか。あ! 私は、別に浴びようと思っているわけじゃないですよ、自分の言葉を。それ、なんかナルシスティックで嫌じゃないですか(笑)。

小田:浴びてください(笑)。

DIALOGUE:小田香×磯野真穂|私は理解したいし、理解されたい(理解できないけれど)2/3
宮野真生子・磯野真穂『急に具合が悪くなる』(晶文社、2019)https://www.shobunsha.co.jp/?p=5493

5 「傷つけ合ったっていいやん」

磯野:自分のつくったものなのに、「自分がつくったのかな」って思うことないですか?

小田:自分の作品を見返すことはあまりなくて。見る機会があっても、見れなくなって帰ってきちゃう(笑)。もっとやれたのになーとか、恥ずかしくなってしまって。

磯野:じゃあ逆に、「これ、いい」と思うときは……?

小田:10年に1回くらいだけあります。当時意図してなかったけど、今見たら「これはなんか素朴で良かったな」というのは、たまにありますけど。滅多にないです。

磯野:たとえば具体的なシーンで言うと……?

小田:『ノイズが言うには』の最後、母が泣く場面。あそこだけは、なにが起こるかわからないまま撮ってるんですね。母に手紙を読んでもらって終わる魂胆だったんですけど、読んだ後に母からリアクションがあって。私、下げたカメラをもう一度上げるんですよね。そのときの自分の、なんだろう……暴力性とコミュニケーションへの希求みたいなものがごちゃごちゃになる感じ。でも、母が傷ついている映像ですから、やっぱり見返せないですよね。つくっておいてあれですけど。

磯野:特に今の社会って、ポリティカルコレクトネスもよく言われますし、ある種の暴力性に自覚的であれという機運が高い。それは歴史的には大事なことだと思う一方で、そもそもコミュニケーションの本質は、傷つけ合うことを避けられないことにあるようにも思うんですね。書くにしろ、映画を撮るにしろ、自分と相手の境界を破り合う行為じゃないですか。破り合うことが、コミュニケーションという状況になるとも言えるし、ちょっとズレたら、すぐに傷つける、傷つけられてしまう。それを思うと、『ノイズが言うには』でお母さんが傷ついたには違いないんだけど、そこに人と人とが関わり合うことの本質もあるように思うんです。傷つけないこと、搾取しないことを一義的な目的にすると、世界の描き方が異常に浅くなる気がするんですよね。もちろん、傷つけたらいけないんですよ! だけど、そういう部分をつくり手が引き受けていく覚悟のある作品か否かで、すごく違うものになると思う。

小田:近年そう思うようになってきました。『ノイズが言うには』の上映があるたびに「暴力性」「カメラの本質」という話題になるんですけど、でも待てよと。別に、カメラを持っていなくても、コミュニケーションをするときに、われわれは人を傷つけるかもしれないし。それも含み込んだ「撮る」っていう行為なんじゃないか。日常で友だちと意見が食い違い、傷つけ合うことがあったとしても、「友だちやし、いいやん」って思える世界が見えてきました。

磯野:次はどうなるんでしょう?

小田:どうなるんでしょう(笑)。

小田香 / Kaori Oda

1987年大阪生まれ。フィルムメーカー。
2016年タル・ベーラが陣頭指揮するfilm.factoryを修了。第一長編作『鉱 ARAGANE』が山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波部門にて特別賞受賞。
2019年『セノーテ』がロッテルダム国際映画祭などを巡回。
2020年​第1回大島渚賞受賞。
2021年第71回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。

https://www.fieldrain.net/

twitter https://twitter.com/_kaori_oda

 

磯野真穂 / Maho Isono

独立人類学者。専門は文化人類学・医療人類学。博士(文学)。早稲田大学文化構想学部助教、国際医療福祉大学大学院准教授を経て2020年より独立。身体と社会の繋がりを考えるメディア「からだのシューレ」にてワークショップ、読書会、新しい学びの可能性を探るメディア「FILTR」にて人類学のオンライン講座を開講。著書に『なぜふつうに食べられないのか——拒食と過食の文化人類学』(春秋社)、『医療者が語る答えなき世界——「いのちの守り人」の人類学』(ちくま新書)、『ダイエット幻想——やせること、愛されること』(ちくまプリマ―新書)、宮野真生子との共著に『急に具合が悪くなる』(晶文社)などがある。

https://www.mahoisono.com/

http://blog.mahoisono.com/

——この記事で紹介した磯野真穂の本
『なぜふつうに食べられないのか 拒食と過食の文化人類学』(春秋社、2015)
『急に具合が悪くなる』(晶文社、2019)

photo:REPORT|小俣裕祐 写真展「continue」
Must Reads
2022.09.14
REPORT|小俣裕祐 写真展「continue」
MORE
photo:REPORT|孤独の練習『モンタージュ』
Must Reads
2022.09.09
REPORT|孤独の練習『モンタージュ』
MORE
photo:REPORT|小林一毅個展「Play Time」
Must Reads
2022.09.07
REPORT|小林一毅個展「Play Time」
グラフィックデザイナー・小林一毅の個展「Play Time」が、2022年8月6日(土)から14日(日)までATAKAにて開催され…
MORE
photo:REPORT|音凪11周年記念企画特別興行 澁谷浩次『Lots of Birds』発売記念コンサート
Must Reads
2022.08.29
REPORT|音凪11周年記念企画特別興行 澁谷浩次『Lots of Birds』発売記念コンサート
MORE
photo:REPORT|「コシラエルとはなんだったのか」展
Must Reads
2022.08.27
REPORT|「コシラエルとはなんだったのか」展
アーティスト・ひがしちかが主宰する傘ブランド「コシラエル」が、2022年8月28日(日)にブランドをクローズすること…
MORE
おおさか創造千島財団
#『有頂天家族 二代目の帰朝』#+1 art#+1art#+S Gallery#12/12 unbeautiful end.#140B#1970年日本万国博覧会#2025年日本万国博覧会#25時#3U#71labo#A-Lab#a:)/2021#ABCホール#about her.#ACoA 2021#AFTER2025#AiR#Alffo Records#ALNLM#ANIMA#ANTIBODIES Collective#ANTORA#AOKI LUCAS#Appleの発音#architecture#art#ART OSAKA#artgallery opaltimes#aryy#AsahiNa#Ascalypso#ATAKA#BabaChisa#BABY-Q#BBF#BEPPU PROJECT#Birdfriend#BIRDS’ WORDS#blackbird books#Blend Studio#blueover#BnA Alter Museum#BOOGIE MAN#bowlpond#Breaker Project#Buylocal#Calo Bookshop & Cafe#CÀRRY HOUSE#CAS#CASICA#CASO WEDDING#Casper Sejersen#casual KAPPOU iida#CC:OLORS#chignitta space#CHOVE CHUVA#CIRCUS#CIRCUS OSAKA#Club Daphnia#Club Stomp#Coci la elle#coeur ya.#Compufunk#CONPASS#contact Gonzo#CONTENASTORE#cumonos#D.W.M.#DanieLonely#DELI#delta#DEN#desktop#dessin#dieci#DJ HONEYPANTS#DJ カレー#DJ紫式部#DMOARTS#dot architects#dot to dot today#dracom#DRAWERS#EDANE#edition.nord#EIKO#enoco#excube#fabricscape#FaceTime#FIGYA#FIRMUM#FM COCOLO#FM802#FOLK old book store#FON-SU#FON-SU bed&breakfast#FREITAG#fuk 48#FUKUGAN GALLERY#futatsukukuri#G&S 根雨#GAISEN#Galerie de RIVIERE#gallery#gallery 176#gallery nomart#GALLERY wks.#gallery yolcha#gallery,あるゐは#GAMOYON Gallery#gekilin.#gekillin#GLAN FABRIQUE#Gqom#GQOM ÇA DU MODE#GQOM ÇA DU MODE Vol. 2#graf#graf awa#graf kitchen#graf porch#GULIGULI#hanamikoji#HEAVEN#HENE#HEP FIVE#HEP HALL#hitofushi#hitoto#HMP Theater Company#HOPKEN#Hotel Noum OSAKA#HOTTA CARPET#howse#hyslom#I SEE ALL#iaku#IDEA FEVES#iei studio#iloilo#in→dependent theatre#indian no echo sign bine no!#iTohen#JAM#Jap Kasai#JIKAN<space>#Jinta Emura#JITSUZAISEI#JPN Kasai#kagoo#KAZE ART PLANNING#keshik.jp#KEY-KILT#kiken#kioku手芸館「たんす」#KITAHAMA N Gallery#kondaba#KUNIO TERAMOTO aka MOPPY#Laboratoryy#laji#LE PRIEURÉ#LEESAYA#Lettuce Warriors#LIGHT YEARS OSAKA#Lil Soft Tennis#Live Bar FANDANGO#LUCUA 1100#LUCUA osaka#LVDB BOOKS#M@M#M1997#MALL#Marco Gallery#MASAGON PARK#MASK#mém#MI Gallery#MMM#MOMENT#Monaural mini plug#MONKEYKING420#MOON FACE BOYS#MOONSLANG#MUESUM#music#Music Bar HOKAGE#myong hwa#Namba Bears#neuthings#New Life Collection#NEW PURE +#Nii Fine Arts#ninkipen!#NISHIGUCHI KUTSUSHITA STORE OSAKA#NO CONTROL AIR#NOON + CAFE#norm#NOTA_SHOP#NOTA&design#ohiana#OLEO#OLGA-goosecandle-#ondo tosabori#opal time time#opaltimes#Open Storage#Osaka Directory#Oギャラリーeyes#Page Gallery#Panoramatiks#photo gallery Sai#PINE BROOKLYN#PLANET+1#PLANT#Play Time#POL#PONY PONY HUNGRY#Pulp#PUNK! The Revolution of Everyday Life#RAINBOW HOUSE#RAURAUJI#RE:PUBLIC#RICE MEALS FOTAN#RICH & BUSY#Riva Christophe#ROCKET#room 209 by silta#RY0N4#SAA#SAKAINOMA café熊#SAN#Sayuri Murooka#SEASIDE STUDIO CASO#Seul#SEWING TABLE COFFEE SO Lei#SHELF#SHOKKI#silta#SkiiMa#SkiiMa Gallery#SkiiMa SHINSAIBASHI#SkiiMa Talk#so objects#SOCIALDIA#socket#SOCORE FACTORY#Soi48#solaris#SpinniNG MiLL#ssud#stillichimiya#studio J#SUNABAギャラリー#Super Studio Kitakagaya#Table#TACO studio & office#TALK TO ME#Tenon#Teruhiro Yanagihara studio#TEZUKAYAMA GALLERY#The Blend Apartments#The Blend Inn#THE BOLY OSAKA#The Branch#the Farm UNIVERSAL#THE STORIES#The Third Gallery Aya#the three konohana#THOUS#Tobira Records#toe#toi books#TOPOLOGY#TORI#TRA-TRAVEL#tuuli#tuuli FARM#Tyrni#UMA/design farm#umao#umeda TRAD#Vitra#Void#VOYAGE KIDS#wa/ter#wad#WEBデザイン#Wine Shop SAPO#YARD Coffee & Craft Chocolate#YCAM#YEANAY#YOD Gallery#Yoshiaki Inoue Gallery#Yoshiaki lnoue Gallery#Yoshimi Arts#YOU ARE WELCOM#Young-G#YPY#YUGO.#ZOO ANIMALS#アーキフォーラム#アートエリアB1#アートコートギャラリー#あかたちかこ#アサノヤ#アサノヤブックス#アシタノシカク#アップリンク京都#アトリエS-pace#アトリエ三月#アフリーダ・オー・プラート#あべのま#あるゐは#イチノジュウニのヨン#イロリムラ#インディペンデントシアター#ウイングフィールド#うだつ上がる#うっぽ#うめきたシップホール#ウンゲツィーファ#エスパス ルイ・ヴィトン大阪#エディション・ノルト#エム・レコード#エル・おおさか#オソブランコ#オフショア#オル太#ガーデンズ#カール・ハンセン&サン#カイ・T・エリクソン#カジワラトシオ#カペイシャス#ギータ・クンチャナ#キッチンにて#キッチンにて2#キム・ミョンファ#きむらとしろうじんじん#キヤノンギャラリー S#ギャラリー オソブランコ#ギャラリー・ソラリス#ギャラリーセージ#ギャラリーノマル#ギャラリーほそかわ#グッドナイト#グランフロント大阪#クリエイティブセンター大阪#クレハフーズ#げいまきまき#ゲリラガールズ研究会#ケンジルビエン#コーポ北加賀屋#ココルーム#コシラエル#ごまのはえ#こんがりおんがく#コンタクト・ゴンゾ#サイノツノ#サインズシュウ#シーサイドスタジオCASO#シアターセブン#シカク#シネ・ヌーヴォ#シネ・ヌーヴォX#シネ・リーブル梅田#シネマート心斎橋#シネマスコーレ#ジャグリング・ユニット・フラトレス#シャムキャッツ#しんご#スズキナオ#スターバックス LINKSUMEDA#スタンダードブックストア#スタンド・ブックス#すみのえアート・ビート#そこにすべてがあった#そこにすべてがあった バッファロー・クリーク洪水と集合的トラウマの社会学#ダニエル・アビー#タラウマラ#テアトル梅田#ディエゴ・テオ#デカメロン#デザイン#デラハジリ#ときめきのテレパシー#どく社#トラべシア#ナイスショップスー#なべたん#ニットキャップシアター#にほん酒や#ニュースタアギャラリー大阪#ぬQ#ノートギャラリー#のせでん#のせでんアートライン#バイローカル#はしもとなおこ#ハタノワタル#ひがしちか#ビッグ・アイ#ビンビール#ピンポン食堂#フタツククリ#ブブ・ド・ラ・マドレーヌ#フライターグ#フラッグスタジオ#ブルームギャラリー#ブレーカープロジェクト#プレスアルト#プロダクトデザイン#ペーパーアイテム#ペーパーボイス大阪#ペフ#まがり書房#マヅラ#ままごと#マリオ・ヴァーバ#マンションみどり#みんなのうえん#ムジカジャポニカ#モトタバコヤ#ももちの世界#モモモグラ#モロ師岡#リヴァ・クリストフ#ルース・ファン・ビーク#ルサンチカ#ルチオ・フルチ#レトロ印刷JAM#ロフトプラスワンウエスト#ワヤン・クリ#一般財団法人たんぽぽの家#一野篤#万博記念公園#三好工務店#三木学#三田村啓示#上林翼#上町荘#中之島#中尾微々#中崎町#中田由美#丼池繊維会館#二艘木洋行#井上亜美#井上和也#井上嘉和#井上明彦#京都dddギャラリー#京都シネマ#人形劇#人形劇団クラルテ#仲村健太郎#伊奈昌宏#佐伯慎亮#佐藤武紀#依田那美紀#依藤貴大#俚謡山脈#元山ツトム#光#八六八ビル#八田亨#内田ユッキ#出町座#前田健治#前田文化#前田瑠佳#劇団kondaba#劇団壱劇屋#劇団子供鉅人#劇団態変#加藤智之#加藤正基#千島土地コレクション#千紗子と純太#千鳥文化#千鳥温泉#升田学#南極ゴジラ#占星術#原久子#原田祐馬#原田裕規#友川カズキ#古地図でたどる大阪24区の履歴書#台湾再現雑貨necco#吉本有輝子#吉本有輝子(真昼)#吉村祥#吉行良平#吉開菜央#名前はまだなゐ#吹田市文化会館(メイシアター)#味園ユニバース#和泉侃#和田ながら#喫茶アオツキ#喫茶路地#国立国際美術館#国立民族学博物館#坂井遥香#坂口恭平#垣沼絢子#堀場英史#堀田裕介#堺FANDANGO#堺魚市場#塚原悠也#増田好郎#夏のホラー秘宝まつり#夏目知幸#夕書房#多賀結いの森#夜長堂#大成紙器製作所#大田和司#大石英史#大竹央祐#大谷賢治郎#大門大朗#大阪ガスビル#大阪くらしの今昔館#大阪中之島美術館#大阪城野外音楽堂#大阪大学#大阪大学総合学術博物館#大阪市中央公会堂#大阪市立美術館#大阪市立自然史博物館#大阪市立芸術創造館#大阪府建築士会#大阪府立中央図書館#大阪建築コンクール#大阪日本民芸館#大阪高島屋#大阪髙島屋#子どもの本屋ぽてと#孤独の練習#安藤智#宝龍会#室岡小百合#宮前良平#宮田直人#小俣裕祐#小坂浩之#小松理虔#小林一毅#小海途銀次郎#小竹立原#山下あかり#山下壮起#山下雅己#山城大督#山本佳奈子#山本理恵子#山本製菓#岡啓輔#岡田蕗子#岡部太郎#岸本昌也#川上幸之介#布施琳太郎#平山ゆず子#平山昌尚#平野愛#平野舞#廻飛呂男#影絵人形芝居#御殿山生涯学習美術センター#心の傷を癒すということ#心斎橋PARCO#志賀理江子#折口信夫#拉黒子・達立夫#放課後手芸クラブ#文房具#日本キリスト教団阿倍野教会#日本橋の家#日野浩志郎#日野浩志郎(YPY)#暮chic#暮らし#暮らしと民藝#服部滋樹#朝野ペコ#木村和平#末澤寧史#本の人#本橋龍#本渡章#杉田雷麟#村上周#東京#東大阪市文化創造館#東大阪市民美術センター#東影智裕#東郷清丸#東野祥子#東風#松本久木#松本直也#松永理央#松見拓也#林勇気#林慎一郎#柳原照弘#柴幸男#柴田英昭#桜川#梅田Lateral#梅田クラブクアトロ#梅田シャングリラ#梅田ロフト#梅田哲也#梅田英春#梶谷いこ#森栄喜#森見登美彦#植木歩生子#植松琢麿#極東退屈道場#横山拓也#檜山真有#權田直博#民藝#水沢そら#水野勝仁#江村仁太#汽水空港#沢村さくら#河井朗#泉州音頭#法華寺#浄土宗應典院#浪曲#海野康志#淀屋橋見本帖#淀川テクニック#淡水#深澤孝史#渡辺綾子#渡邉朋也#渡部睦子#滋賀県立美術館#演劇#澁谷浩次#濱口竜介#猪子大地#生活の批評誌#生駒山#田中輝美#田原 奈央子#田原奈央子#畑中良太#白波瀬達也#的形#真山隼人#矢萩多聞#石原菜々子#磯上竜也#神戸アートビレッジセンター(KAVC)#神戸映画資料館#福原悠介#福岡市美術館#秋山ブク#稲井亮太#空族#竹内優介#竹内厚#竹内紘三#竹田写真館#第8回 夏のホラー秘宝まつり 2021#第七藝術劇場#笹久保伸#笹原晃平#筒井潤#筒井響子#紙器具#維新派#美術研究所#自泉会館#船場エクセルビル#芝野健太#花器工藝 汀#花見小路#茨木市立ギャラリー#菅田貴子#菊池和晃#菊池航#華雪#萩原健#藤井泰玄#藤井龍#藤原成史#藤本玲奈#藤田紗衣#藤谷商店#蝦名宇摩#衝突と恍惚#西淀川アートターミナル#角木正樹#諸江翔大朗#谷内一光#谷内一光時代#谷口カレー#豊中市立市民ギャラリー#豊中市立文化芸術センター#豊田道倫#豊田道倫 & His Band#赤松美佐紀#赤鹿麻耶#辺口芳典#近藤組#透視図#酒航太#里づと#野中モモ#野原万里絵#野田#金子仁司#金明和#金氏徹平#金滿里#釜ヶ崎芸術大学#鈴木並木#鈴木裕之#鉄道芸術祭#長尾圭#長野大輔#間芝勇輔#阪急うめだ本店#阪神梅田本店#阿倍野区民センター#阿倍野長屋#障害者運動#難波ベアーズ#青い芝の会#音ビル#音凪#飯川雄大#飯田恭央#香港インディペンデント映画祭#高原耕平#高山純#高嶋慈#高橋利明#髙島一精#鬼の右腕