北浜のKITAHAMA N Galleryにて、イラストレーターumaoの個展「FORTUNE」が2021年9月23日（木）から9月28日（火）まで開催される。主催は「場所をもたないギャラリー」として各地で展覧会を企画する芸術レーベルkeshik.jp。

京都精華大学デザイン学部卒業後、2016年よりイラストレーターとして活動するumao。主に雑誌や書籍のイラストを手がけ、動物や人物などを組み合わせた独自の世界観を表現している。

5回目となる本展では、「干支」をテーマにした作品を展示・販売するとともに、テーマに合わせたオリジナルグッズも発売。本展はオンライン会場も用意されており、2021年9月24日（金）から9月30日（木）までkeshik.jpのオンラインストアにて展開を予定している。

umaoはネコ、イヌをメインに描くことが多いが、それ以外の動物を表現したいという想いから、親和性の高い「干支」をテーマに決めたそうだ。タイトルの「FORTUNE」は「幸運」という意味。昔から、現在干支と聞いて思い浮かべる動物たちは縁起物として担がれてきたことから、そのタイトルが付けられている。

日本では身近にある「干支」という文化。中国から伝わってきたものではあるが、日本と中国以外にも韓国・北朝鮮・ベトナム・タイ・モンゴル・インド・ロシア・ブルガリアなどにも存在し、当てはまる動物も異なる。メインのビジュアルに描かれているトラはもちろん、そのほかどんな動物が登場するのか。umaoの新しい表現が楽しみだ。