肥後橋のCalo Bookshop & Cafeにて、版画家・刑部富美（ぎょうぶ・ふみ）の版画展「Alphabet Books ～the final～」が開催。

刑部は、版画工房アトリエ凹凸（西宮）、ザボハウス（東京）を経て、2000〜2002年ウッドストック・スクール・オブ・アート、2001年ニューヨーク州立大学ニューパルツ校版画専攻卒業。エッチングを主とする版画、版画を使ったアーティストブック、版画とエンコースティック（蝋画）のコラボレーション作品を制作している。

アルファベットの文字から連想したイメージを本の形の版画で表現するシリーズの展示を、これまで同会場にて2回開催してきたが、今回はその最終回となるUからZの展示。銅版画をメインにさまざまな技法を組み合わせた作品で、それぞれの版画は組み立てると8ページの冊子になる図柄になっている。
これまでのAからTの作品もあわせて見ることができる。