2019年4月に、本町の丼池ストリートに誕生した本屋、toi books。昨年閉店した「心斎橋アセンス」の書店員だった磯上竜也がオープンした、広さ5坪のアットホームな空間だ。文芸を中心に、新刊古本問わず、新たな“問い”を与えてくれる本を販売している。
「小説は黙読するのも良いが、声にだして読むことでまた違った愉しみ方が生まれる」という磯上の想いから、店内で継続的に朗読会を開催。12月14日(土)には「第3回 北野勇作朗読会」が行われる。
北野は大阪市在住の小説家。1992年、『昔、火星のあった場所』で第4回ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、デビュー。2001年に『かめくん』で第22回日本SF大賞を受賞した。 今回朗読するのは、北野の著書2冊。『この世界は何だ!?じわじわ気になるほぼ100字の小説』(2018年、キノブックス)は、Twitterに投稿してきた1,000作以上の「ほぼ百字小説」から130本を厳選して掲載した1冊。『カメリ』(河出書房新社)は、カフェで働く模造亀のカメリがささやかな奇跡を起こす物語。
日時:2019年12月14日(土)18:00~19:30(開場17:50)
会場:toi books
料金:500円
定員:20名 ※予約方法等詳細はWebサイトへ
問合:mail.to.toibooks@gmail.com
大阪市中央区久太郎町3-1-22 OSKビル204号室