2022年11月にこの世を去った加藤・デヴィッド・ホプキンズを追悼するライブイベントが、難波ベアーズで2023年3月26日(日)に行われる。
加藤・デヴィッド・ホプキンズは1954年にアメリカで生まれ、1979年に来日。その後一度アメリカに帰国するも、1987年には再び日本へ。以降は天理大学で教鞭をとる傍ら、自身でも音楽レーベルパブリックバスレコード、書籍出版のパブリックバスプレスを立ち上げ運営するなど、関西アンダーグラウンド音楽のシーンに関わり続けた(その活動は花形文化通信のインタビュー「【ベアーズ・クロニクル】no.7 「実験する場があるとないでは全然違う」 加藤デビッド・ホプキンズ」に詳しい)。
今回の追悼ライブにも出演する、難波ベアーズ店長でもある山本精一は「80~90年代にかけて、大阪のオルタナティヴ・シーンへの氏の貢献は非常に大きなもので、氏があの時代大阪にいなかったならば、大阪のシーンはまたちがった様相を呈していたことだろう」と綴っている(山本のTwitterより)。故人と同時代を過ごした、ゆかりのある豪華出演陣によるライブをお見逃しなく。
日時:2023年3月26日(日)18:30開場、19:00開演
会場:難波ベアーズ
出演:想い出波止場(山本精一・g/津山篤・b/杉本祐一・key/砂十島NANI・dr)、JOJO広重、山崎春美、アリスセイラー、大野雅彦、東瀬戸悟
料金:3,000円(予約のみ)
大阪市浪速区難波中3-14-5
新日本難波ビルB1