美術家・黒瀬正剛による初の作品集『Dots-Lines』の刊行を記念し、収録作品の原画に新作を織り交ぜた作品展が、福岡の二本木にて開催される。2022年8〜9月に田辺のLVDB BOOKSにて開催された展示の巡回展。
黒瀬正剛は1978年大阪生まれ。1999年に成安造形短期大学 造形芸術学科 イラストレーションクラスを卒業を卒業し、現在は奈良県生駒市にて制作活動を続けている。
作品集『Dots-Lines』は、2008〜20年の作品をまとめた「Dots」と、2021〜22年の作品を収めた「Lines」、詩や論考をまとめた「Dots – Linesに寄せて」の3冊組となっている。
細い線 太い線
まっすぐな線
まがりくねった線あらゆる営みの線
線は 時間だ時間は 糸のように交わって
どこまでも続く ヴェールを編む薫りたつ繊維は 無数の魂をおおって
見たことのない輪郭を 浮かび上がらせる見たことのない 風景
それは わたしの背中に広がっていた
黒瀬正剛 作品集出版記念展「Lines」
会期:2023年4月22日(土)〜29日(土)
会場:二本木
時間:11:00〜19:00
休業:火曜
ワークショップ 「 みる なぞる 」
日時:4月25日(火)14:00~ (2時間程度)
定員:10名
場所:二本木とその周辺
(当日は定休日のため、参加者のみの入場)
参加費:2,500円(材料費込み、冊子付)
申込:二本木 Instagram DMにて。
下記をお書き添え下さい。
・お名前
・参加人数
・メールアドレス
・電話番号–
わたしたちをとりまく
雨、風、光がつくった かたち。野外をあるいて
出会ったかたちを
じっと ながめてみましょう。かたちのなかにひそむ
自然のおこないを
紙と筆で なぞりましょう。みて なぞって
この世界に ふれましょう。
福岡市中央区平尾2-14-17