この度マンションみどりでは、年度の始まりに新しい風を吹かせるアートイベントとして、昨年に引き続き「春の新生活応援祭り」の第二弾を開催させていただく運びとなりました。
季節もすっかり移り変わり、新しい環境の中でそれぞれ晴れやかな気持ちでスタートをきった皆様、または特に代わり映えのない生活を送っているがフレッシュな気持ちを呼び覚ましたい皆様方に向けて、「新生活の応援」を名目に、参加者の方々に新たな試みや兼ねてからの試みを実践していただきます。
ぜひ、足をお運びください。参加者プロフィール
加瀬佳樹
日本の文化遺産であり、平安時代に美しく完成された「仮名の書」をベースに作品制作を行う。「カロカガティア」の理念を胸に掲げ、清らかに麗しく「善く生きる」ことをモットーにしており、美徳の表出である「優美」の魅力を、仮名の線にみる清澄な美しさの中に追求している。玖珠花
1998年大阪府生まれ。京都市立芸術大学漆工専攻を卒業。見ている景色やその場所を題材に、続いていくものへの興味から作品を作る。主な展示に2人展「平らな白昼夢」京都市立芸術大学(京都、2021)、グループ展「見えないところで 光らない蛍光灯」マンションみどり(大阪、2022)など。高升梨帆
2002年生まれ。広島県出身。現在、大阪芸術大学芸術学部芸術計画学科に在籍中。アートはヒトやモノ、コトへの媒体であり、アートプロジェクトやアートイベントの参加はコミュニティと出逢うための「言い訳」であると考える。主に参加したプロジェクトに、FRONT(柏原)かえっこ(北加賀屋)にて、ディレクションに携わる。髙松威
1997年大阪府出身。2022年大阪芸術大学 大学院 博士課程(前期) 芸術制作専攻 工芸領域修了。 なにが出来ただろうか。鉄に向かっているとそういう気持ちになる。気づけたことだけでも思い、留めておきたい。「個展」gekilin.(大阪、2020-23)「art stage OSAKA」(大阪、2022)等。樽見萌香
自身のアイデンティティやセクシュアリティをテーマにダンスやパフォーマンスを行う。刺繍を練習中。ムネリサ
サウンドクリエーター。ジャンルやカテゴリーを問わず、生活の中から様々な音や音楽をつくっている。過去作にhikarimune [Bug]、[Categories]、京都市立芸術大学芸大祭2022Fashion Show”J’enlève”など。振本聖一
1994年 大阪府大阪市 生まれ 2018年 秋田公立美術大学美術学部美術学科ビジュアルアーツ専攻 卒業。『記録と記憶の中間にある物』をテーマに作品制作をしています。吉村衿菜
京都市立芸術大学美術学部美術科彫刻専攻に在籍中。環境やモノと身体の関わりの中で得た個人的な負荷や感覚を出発点に、それらを様々な手法を用いて他者に共有することを試みる。米田湧泉
1998年京都府生まれ。大阪教育大学大学院教育学研究科卒。アーティストランアパートメント、マンションみどりの管理人。空と絵画の平面性を重ねた制作を行う。〈マンションみどりについて〉
大阪府藤井寺市に位置する4階建のアパートで、外観はみどり色の階段柵が目を引く建物。
アパートという居住空間でありながら、アーティストにより運営されるアーティスト・ラン・スペースの特性も併せ持つ。物件の管理業務も運営のアーティストが担っていることから、「アーティスト・ラン・アパートメント」とも名乗っている。
物件の管理を日々継続しつつ、1階駐輪場を改装したギャラリーや共同キッチン、空き部屋などを使用し、自主企画の展覧会やイベントを年に数回行う。(Webサイトより)
日時:2023年4月29日(土)・30日(日)12:00〜17:00
会場:マンションみどり
参加者・企画名:
加瀬佳樹「ちょっと人格を愛で満たしてみませんか?ー書道で表現する「愛」の啓示ー」(ワークショップ 29日のみ)
玖珠花「クッキーの風景」(展示、交換)
高升梨帆「言われた通りでなぜ悪い」(展示)
髙松威「プラグマを眺める」(ワークショップ 29日のみ)
樽見萌香「seeking」(展示)
ムネリサ「オレワタシワシ」(展示)
振本聖一「melting paint」(展示)
吉村 衿菜「気になる木になるエクササイズ」(展示、レクチャー)
米田湧泉「くろぬり」(漫画)料金:入場無料
藤井寺市惣社2-5-22