堺市のぎゃらりいホンダにて、展覧会「Clay Time」が開催。
金工作家・東亨と2歳の息子・yashiが、河原で掘った土を手で成形し、野焼きした作品を展示する。
私は金属をさわり、彼はミニカーと向き合う時間を過ごしています。今回は、二人とも不慣れな粘土について試行錯誤してみました。彼には「粘土を使って遊ぶ時間」とは言わず、つい「粘土の時間」と言ってしまう。”の”はどこからきてるのか、私たちの時間ではなく「粘土の時間」を求めているのだ。
粘土はどんな時間を過ごしているのだろう。こんなことを考えている間に手についた粘土は、すぐに乾いてしまう。
彼は「おいしい」と言いながら粘土を食べている。まず舌で確認してから内臓と話す。美味しいならいいか、羽の生えた小さな虫が粘土に近づいては離れてを繰り返す。
Ryo Azuma / 34 sai desu
Yashi Azuma / kanikani no 2 sai desu(Webサイトより)
会期:2023年5月25日(木)~6月3日(土)
会場:ぎゃらりいホンダ
時間:11:00~18:00 ※最終日は~16:00
休廊:月曜
堺市中区深井沢町3134