どんな家に住みたい? どんなまちに住みたい? どんな風に暮らしたい? アトリエ付きの暮らしがしたい、軒先に人が集まれるスペースが欲しい、古民家を好きなだけDIYできたら……暮らしへの妄想は尽きないもの。
まだ何も生まれていない、これから何かがはじまる、そんな空っぽの家を見てまわる楽しみ。2023年7月23日(日)に開催される「Taisho さんぽ日和」は、大正区内の空き家を自由に巡ってまち歩きをしながら、暮らしを具体的にイメージできるイベントだ。今回で7回目となり、大正区内に点在する空き家やリノベーション物件の軒先に、飲食や物販の小さな屋台が出店。まち全体がマーケット会場になる。
出発地点は千島公園と各空き家。当日は空き家やスポットが記載された「さんぽMAP」を頼りに、空き家を数ヵ所巡り、まちの雰囲気を体感していく(各空き家の位置は、イベント開催日の約1週間前にInstagramにて告知)。
リノベーションのできる空き家の見学に加え、水辺や長屋のまちなみなどレトロで魅力的なスポットを知ることができるのも楽しみのひとつ。このまちで小商いをする人たちも軒先屋台に参加しており、住民との交流もしやすく、ローカルな情報収集も楽しめる環境だ。ちなみに、空き家物件も募集しているので、活用に困っている人にも朗報かも。
大正区といえば、尻無川沿いの水辺空間に広がる飲食複合施設 「TUGBOAT TAISHO(タグボート大正)」やJR大正駅前の沖縄料理店、下町情緒溢れる居酒屋などで注目を集めているエリアだ。クリエイター、アーティストのアトリエが点在し、ものづくりのコミュニティも育ちつつある。まちに流れるカルチャーを感じながら、空き家の可能性にイメージを膨らませてみてはいかがだろうか。
日程:2023年7月23日(日)
※8回目を2023年10月22日(日)に実施予定
時間:10:00〜16:00
入場料:無料
場所:大正区内全域、千島公園
主催:大正区役所
企画・運営:株式会社WATATSUMI