理美容・化粧品事業などを手がけるタカラベルモント株式会社(本社:大阪市中央区)が展開しているアップサイクルプロジェクト「Re:bonis(リボニス)」と、西成のkioku手芸館「たんす」を拠点に制作・販売を行うファッションブランド「NISHINARI YOSHIO(ニシナリヨシオ)」の協働による展覧会が、タカラベルモントのショールームである長堀橋のTB-SQUARE osakaにて開催される。
「NISHINARI YOSHIO」は、美術家の西尾美也が、西成区山王にあるkioku手芸館「たんす」に集まる地域のシニア女性たちとの共同制作により立ち上げた。女性たちによる予想を裏切るアレンジや発想の飛躍、西尾が考えるイメージとの齟齬など、予期せぬズレをコンセプトの1つに、唯一無二のファッションを提案している。
今回の企画展は、タカラベルモントが地域社会に貢献したいという想いから立案。西成は同社の創業の地であり、ものづくりの拠点でもあることがきっかけとなり、異色のコラボレーションが実現した。
「NISHINARI YOSHIO」のアイテムに、タカラベルモントのプロフェショナル用椅子の製造過程で生じる廃棄レザ―などを使ったファッション作品を制作し、展示。またNISHINARI YOSHIOの期間限定ショップも登場する。
企画展「最後のオプション」
会期:2023年10月5日(木)~16日(月)
会場:タカラベルモント株式会社 TB-SQUARE osaka 1階 TB-caféスペース
時間:13:00~17:30
休業:土曜、10月15日(日)
料金:入場無料
大阪市中央区島之内2-13-22