2023年にスタートした、文化芸術界に特化した日本で初めてのジョブフェア「ART JOB FAIR」。その第2回目となる「ART JOB FAIR 2024」が、2024年1月27日(土)、28日(日)の2日間、東京ビルTOKIA西側ガレリアにて開催される。
枚方を拠点に、アートと観光やまちづくりなど多様な分野をつなげて新しい価値創造や課題解決を行う株式会社artness(代表・高山健太郎)が主催。
今回は、東京や京都から10団体が対面出展するほか、海外を含む6団体がポスター出展にて求人情報を掲示。対面出展ブースには、採用担当者が会期中在席し、仕事を探している来場者と直接対話することで、共振できる仲間や仕事に巡りあう機会を創出する。
また、トークイベントも充実。「働きやすさや働きがいのある文化芸術界について考える」をテーマに、パートナーシップやキャリアに関する8つのセッションが予定されている。エイベックスが手がけるアート事業「MEET YOUR ART」やリクルートホールディングスが2023年にオープンした新たなアートセンター「BUG」の担当者、ロフトワークや日本芸能実演家団体協議会など、出演者の顔ぶれも多彩だ。
その他に、文化芸術活動に関する相談ブースやアーティストが運営するキッズスペースなども併設される。
2023年1月に開催された「ART JOB FAIR 2023」では、来場者と出展者双方の満足度は8割を超え、出展団体の9割が希望する人材との出会いがあり、来場した求職者の8%がマッチングにつながったという。
今回の会場は東京駅から徒歩3分の好立地で、大阪や他地域からもアクセスしやすい。文化芸術関係の仕事に興味のある人、キャリアについてさまざまな角度から考えたい人にとっては好機となりそうだ。
会期:2024年1月27日(土)、28日(日)
会場:東京ビル TOKIA 西側ガレリア(入口は東京駅側)
時間:10:00〜17:00
料金:入場無料(Webサイトでの事前オンライン受付)
対象:文化芸術界で働きたい社会人・学生、文化芸術界で働いている方、働いていた方、文化芸術界のキャリアや働き方に興味のある方
プログラム:
(1)ブース出展
対面出展:ACTUAL Inc.(京都府)、Art Harbor Inc.(東京都)、KAMU kanazawa(石川県)、株式会社 The Chain Museum(東京都)、合同会社 田尾企画編集室(東京都)、Twelve Inc.(京都府)、株式会社 TRiCERA(東京都)、有限会社 人形劇団京芸(京都府)、一般社団法人 ノマドプロダクション(東京都)、林曉甫(福島県)
ポスター出展:一般財団法人 カルチャー・ヴィジョン・ジャパン(東京都)、信州アーツカウンシル(長野県)、合同会社 生活と表現 (岡山県)、Taiwan Art Space Alliance(台北・台湾)、一般財団法人 日本財団DIVERSITY IN THE ARTS(東京都)、株式会社 めい・ゆい(河岸ホテル)(京都府)(2)トークイベント
1月27日(土)
12:30〜「エイベックスが手がけるアート事業、MEET YOUR ART」
出演:古後 友梨(エイベックス・クリエイター・エージェンシー)13:30〜「BUGが目指すアーティスト・アートワーカーとの新しい協働」
出演:花形 照美 (リクルートホールディングス)14:30〜「有楽町アートアーバニズム(YAU)が考える『まち』と『アートマネジメント』」
出演:東海林 慎太郎・金森 千紘・小森 あや(YAU 運営マネージャー)15:30〜「働きやすさや働きがいのある文化芸術界について考える〜パートナーシップ編〜」
出演:古後 友梨、花形 照美、西本 龍生(三菱地所/YAU)、コメンテーター:太下 義之(文化政策研究者)、モデレーター:中村 天江(労働研究者)1月28日(日)
11:45〜「芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座の5年間とこれから」
出演:芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座 修了生、今野 真理子(アーツカウンシル東京)、モデレーター:野村 政之(信州アーツカウンシル)13:30〜「日本にアートをもっとインストールするには何が必要か」
出演:諏訪 光洋(NINE LLP/ロフトワーク)14:30〜「『そんな仕事があるんだ!』芸術団体・劇場・地域のなかで、外で、はたらく魅力」
出演:川島 香(日本芸能実演家団体協議会)15:30〜「働きやすさや働きがいのある文化芸術界について考える〜キャリア編〜」
出演:今野 真理子、諏訪 光洋、川島 香、モデレーター:吉本 光宏(文化コモンズ研究所)(3)相談コーナー
2023年10月にオープンした東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」の相談窓口を出張開設。予約不要。また、アートのキャリアに関するおしゃべりや関心ごとを共有できる談話コーナーもAJF特別企画として併設。(4)キッズスペース
子育て中のアートワーカーに向けて、子どもが楽しめるキッズスペースをアーティストのQenji Yoshidaと深沢アート研究所が運営。フェアに来る子ども(1歳から6歳ぐらいの未就学児が対象)に向け工作や遊びを楽しめる場を用意。利用は無料だが予約が必要。プレイベント(オンライン開催)
アート×起業 新たなキャリアモデル
文化芸術界で起業した3名のゲストが集まり、起業までのキャリアパス、自社の事業、そして将来の展望についてなどを話す。
日程:2024年1月15日(月)
会場:オンライン(ZOOM)
時間:19:00〜21:00(2時間程度)
料金:入場無料
出演:冠 那菜奈(Tiarart.com代表 / アートメディエーター)、田尾 圭一郎(合同会社 田尾企画編集室 代表)、辻 勇樹(ACTUAL Inc. 代表取締役 / ART360°ディレクター)
※詳細、チケット申込はこちら主催・問合:株式会社artness info@artjobfair.jp
東京ビル TOKIA
東京都千代田区丸の内2-7-3