北加賀屋のSuper Studio Kitakagayaに入居している作家・香川裕樹が、名古屋市のZENT ART MUSEUMにて、個展「WORSHIP WORKOUT」を開催中だ。
本展は、これまでモノの配置や反復を起点としながら制作をおこなってきた香川が、既存の物事や形式そのものに着目し、ガラス張りのギャラリー空間を礼拝(教会)と運動(スポーツジム)の2つの出来事が交差する場所と捉え直します。また、このシーズンになると無数に出現するツリーやイルミネーションと同様に、クリスマスの風景の中に展示という形式を持ち込むことで、作品の在り方そのものを探る実験的な試みでもあります。
作家プロフィール
香川裕樹|Hiroki Kagawa
1988年香川県生まれ。京都造形芸術大学 空間演出デザイン学科 卒業。
既製品や日用品を用いたオブジェやインスタレーション制作を行う。
主な個展に「置いたものを見る方法」 (NEST、大阪、2023 大阪) 「配置と放置」 (MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w、京都、2014)
主なグループ展に「未来の途中プロジェクト 未来の途中の、途中の部分」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、京都、2017)、「Installing of the Exhibition “BNF” & Artist」(ARTZONE、京都、2015) など
会期:2023年12月23日(土)〜2024年1月14日(日)※会期中無休
会場:ZENT ART MUSEUM
時間:11:00〜19:00
ZENT ART MUSEUM
愛知県名古屋市北区中切町5-5
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