陶磁器の製作をなりわいとしながら、より有機的なものへ立ち返ろうとする、
二人の陶作家の展覧会を開催します。 作家が素材のテクスチャーを求め続ける中、
自然物や自然現象に近いものを生み出そうとする試みに、幾ばくかの葛藤や挑戦的な意図が感じられます。
その焼き物から漏れる光や触れた質感から、人工的な美の意味を問い直します。
そして正解や間違いのない陶磁器のおおらかな魅力を、ヨルチャの特殊な空間の中でお伝えします。[高橋由希絵|TAKAHASHI Yukie]
大阪生まれ。現在大阪で作陶している。
素地に透かし彫りをしたり、陽刻/陰刻を施した作品を作っている。
雲、木の実や葉っぱ、野菜の断面、フライパンの中で沸く油、石鹸の泡。
生活の中にある美しいパターンを見つけ、 一つ一つの感覚、感情を大切に形にしている。
instagram:@gao139pottery[谷上浩平|TANIGAMI Kohei]
1993年京都生まれ、現在亀岡で作陶。
陶器で小さなオブジェを中心に制作。
雲の様に、流れ消える、そんな不確かで移ろいゆくもの、 そのひと時は残せない。
変化していく一瞬を形にしている。
instagram:@tanigami_sabisabi
高橋由希絵×谷上浩平「鉱石と光跡」
会期:2024年1月13日(土)〜2月4日(日)
時間:13:00~19:00(日のみ12:00~19:00)
休廊:⽕〜⽊曜
料金: yolcha運賃制(300円で乗車券を購入/同金額分カフェ利用可)
大阪市北区豊崎1-1-14
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