この度は、渡邉カント作郎さんの展覧会を開催させていただく運びとなりました!
「今がいちばん楽しいのですよ〜」と仰るカントさんのフリーペーパー「カントペーパー」が空間で展開される模様をお楽しみください!青星
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渡邉カント作郎 プロフィール
1947年東京高円寺生まれ&育ち。
1972年からロックバンド”村八分”にドラマーとして参加。
同時期よりマルチアートグループ ⚪︎△◻︎(まるさんかくしかく)を主宰。
その後ゴーシュヨガインスティチュートにて”ハタヨガ”の実習と指導。
90年代に入り、雑誌 “TOTOTO”創刊と同時にアート&音楽活動を再開、多岐に渡り活動。
2004年大阪在住を機にギャラリー、カフェ、バー、路上、公園、ライブハウス、知人の部屋、その棚の中、あるいはポケットの中、そして人の心の中などに入る伸縮自在な構成パフォーマンススタイルでのライブ&アート活動を行う。
2006年6月、パリにて”⚪︎△◻︎”カフェさくろう”アートパフォーマンスを行う。
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(カントペーパーvol.109より)「カントペーパー」というのは自分で作っているフリーペーパーのことなんですが、その中では結構支離滅裂なストーリーが展開されてゆくんですが、この無秩序、ナンセンス、シュールな流れと構造をフリーペーパーという媒体から、ギャラリーという空間に移し期間限定の中で空間や立体物、平面に表現されたもの人のヴァイブレーション、等々を使ってストーリーと見立てて展開させるいう実験的な試みとなります。
使われるものは、紙、布、絵の具、他立体物、時間と空間等を使ったコラージュ。
もう少し言うと渡邉が作ったもの作らされているかもしれないもの、渡邉の記憶している一切の経験、失敗、成功、失敗したと思っていたもの、成功したと思っていたもの、そう思い込んでいただけかもしれない、それらを材料、モチーフとして使いましょう。
それらの全てが自分の中では大切であり且つどーでもいいものでもあるでしょう。
とっても大切だけれど、同時に、ほんまに、どーでもいい物事、経験でしょう。
と言うより、そういう判断することから離れたいです。
離れたいと言う気持ちからも離れたいです。
離れてゆくと、至福に近づき満たされてゆくという事に気がつきます。
だからそれは、いーなーと実感します。
でも特別こんな風につらつらと書きしるす事をしている間は、まだまだヨチヨチ歩きだねえという声も聞こえてきます。
そんな訳で、そんな全ても晒す事が出来たらと思ってます。
渡邉カント作郎個展「カントペーパーvol.110」
会期:2024年3月28日(木)〜4月22日(月)
時間:11:30〜18:00
休廊:火・水曜
大阪市天王寺区勝山4-6-11