中之島にある国立国際美術館では、コロナ禍にオンラインプログラムを開始し、現在は、展示替えなどにより休館している間も同館のコレクションに親しめるよう、オンラインでおしゃべりしながら所蔵作品を見るプログラムを休館時に実施している。

2024年5月26日（日）には、小学生のための「こどもノビノビおしゃべりオンライン」と、誰でも参加可能な「だれでもワイワイおしゃべりオンライン」が、同日開催される。

鑑賞するのは、所蔵作品のなかから、同館スタッフが選出した作品。スタッフがファシリテーターを務めるが、作品を解説するのではなく、参加者が作品を見て、見つけたこと、感じたこと、考えたことなどを起点に自由に話しながら、みんなで見るからこそ、深められる、楽しめる作品鑑賞を目指しているという（過去の開催レポートはこちら）。

実際の美術館では、作品の前で見知らぬ人と語り合うのは難しいが、本プログラムではほかの参加者と気軽に意見交換ができて、美術鑑賞の新たな楽しみ方を体験できそうだ。