藤井寺市を拠点に活動するアーティスト・下浦萌香の個展「とまり きき みて とおった むこう」が、藤井寺市道明寺にあるコミュニティスペース「jichanchi」にて、2024年9月21日から開催される。
下浦は1995年生まれ。大阪教育大学大学院教育学研究科芸術文化専攻修了。
日常生活のふとした時に存在を感じる五感を刺激するものから得た複数の発想を紙などに着彩し、トリミングしたものを貼り合わせ、厚く重ねていく手法で作品を制作している。
また2021年より、藤井寺市にてアーティスト・ラン・スペース「デラハジリ」の運営を開始。アーティストと共に展覧会を開催するほか、デラハジリのある土師ノ里(はじのさと)エリアでアート関係者や地域住民とのネットワークを拡張するような試みを続けるなど、精力的に活動している。
本展の会場となるjichanchiは、100年前に近鉄電車(布忍〜阿部野橋間)の線路建設に伴い飯場として作られた後、住居として使われていた建物を改装したスペース。現在では、地域に開かれた文化拠点として、多様なイベントやワークショップが行われている。
今回下浦は、会場のjichanchiに刻まれた場の記憶と、訪れる鑑賞者それぞれが持つ個々の記憶が交差し共鳴する作品を展開する。
下浦 萌香 個展「とまり きき みて とおった むこう」
会期:2024年 9月21日(土)〜26日(木)
会場:jichanchi
時間:平日 15:00〜20:00/土・日・祝 11:00〜18:00/最終日 9:00〜12:00
お菓子&ドリンク
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