大阪市内にある2つのギャラリー、Yoshimi Arts(肥後橋)とthe three konohana(此花)が、共同企画として、オンライン上での展覧会「Online / Contactless」を開催する。
the three konohanaのスペースで、双方のギャラリーの取扱作家、計5名(レイチェル・アダムス、泉 茂、加賀城 健、加藤 巧、興梠 優護)の作品を展示。ただし、実際の展示空間は公開せず、展示を撮影した映像のみを配信する。会期中のトークショーもオンラインで開催し、その参加や作品購入に関する手続・決済も全てオンライン、キャッシュレスのみで行う。
COVID-19の感染拡大に伴い多くの展覧会や企画が中断・中止となり、直接的な作品発表・鑑賞の機会が失われたが、SNSを中心としてオンライン上にシフトした動きが各所で見られる。本展も、このコロナ禍の制約の中で展覧会・企画を経験することで、次の時代のギャラリー、作家の発表の場のあり方への眼差しに結びつけられるのではないか、との視点から企画された。
トークショーでは、批評家の前田裕哉を招き、出品作家、ギャラリストがコロナ禍中のそれぞれの動きを振り返り、この先のギャラリーおよび作家の動きの変化・展望について語り合う。
オンライン展覧会「Online / Contactless」
会期:2020年5月22日(金)〜31日(日)
会場:Yoshimi Arts, the three konohana ウェブサイト
Yoshimi Arts http://www.yoshimiarts.com/ the three konohana http://thethree.net/出品作家:レイチェル・アダムス、泉 茂、加賀城 健、加藤 巧、興梠 優護
関連イベント
オンライントークショー 「コロナの時を経て―ギャラリーと作家、これからのスタンス」日時:5月30日(土)19:00〜21:00
会場:Zoom ミーティングルーム
進行:前田 裕哉(批評家)
出演:
加賀城 健、加藤 巧、興梠 優護(以上、出品作家)
レイチェル・アダムス(出品作家/メッセージ参加)
稲葉 征夫(Yoshimi Arts)、山中 俊広(the three konohana)参加費:500円