日本国内8カ所をめぐるマルタ・デ・パスカリスのジャパンツアーが、大阪では2025年3月20日（木・祝）に、桜川のenvironment 0g[zero gauge]にて開催される。

マルタ・デ・パスカリスは、ベルリン在住のイタリア人ミュージシャン兼サウンドデザイナー。ソロ作品では、アナログ合成とテープループを用い、安定した反復パターンに自由な演奏を取り入れている。これまでに、Berlin Atonal、Mutek などの音楽フェスティバルやマドリッドのMuseo Reina Sofia、ベルリンのVolksbühne、ロンドンのCafé Oto、などの会場でパフォーマンスを行ってきた。また、プラダ財団のサポートを受け、Santa Maria Annunciata教会でのパフォーマンスも実現した。

2023年には、エクスペリメンタル・ミュージック界の最先鋭、Caterina Barbieriが主宰する先鋭レーベル・Light-yearsより『Sky Flesh』をリリースして話題に。輝きを放つメロディーの断片とベースラインとが濃密に重なり合ったコラージュを生成し、催眠的なミニマルシンセの音像を描き、ダイナミックでカタルシスな作品で聴衆を魅了する。

今回のライブには、共演にRyo Murakamiや黒岩あすかなどを迎えて開催。大阪会場のみの組み合わせによるミュージシャンたちの協演にも注目したい。