
幼い頃、寝る前に布団の中で願い事を心の中で唱えるのが日課だった。どんなに眠くても目をつぶり、胸の前で手を握り締め頭の中で願い事を思い浮かべて唱えた。
日に日に、願い事は増えていき目をつぶる時間が長くなった。真っ暗だったはずが暫くすると目の前に無数の光が現れた。
その光を掬うように、願い事を唱えた。
このことをふと思い出した時に、自分のそばに置いて安心するものを作りたいと思った。私が夜願い事をすることと同じくらい安心するものを。目を閉じた時に、無数に広がる光を掬うように、微かな光をも見逃さないように。—
大髙 杏/Ann Otaka
1996年 東京生まれ
2019年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻修了<個展>
2020年「水中めがね」Gallery Cafe3(東京)
2023年「Connect」JINEN GALLERY(東京)
2024年「手をつなぐための天秤」Gallery Cafe3(東京)
2025年「目をつぶって光を掬う」JINENGALLERY(東京)<グループ展>
2019年「積層-8人のアーティストブック展-」武蔵野美術大学図書館(東京)
2020年「ギャラリーへ行こう2020」数寄和(東京)
2025年「形と印象」luftalt(東京)
大髙 杏「微かな光も掬い上げて」
会期:2026年2月21日(土)~3月8日(日)
※作家在廊日:2月21日(土)、22日(日)会場:EDANE
時間:13:00〜18:00
休業:月曜、木曜
大阪市住之江区浜口西1-2-8
住吉グリーンハイツB-210



