黒田和男 写真展「Solitude」は、関西の芸術家たちが戦前から残してきた写真や詩、そして作家自身の家族史に着想を得て、失われつつある先人の思想や表現を現代の写真技法によって再構築する試みです。戦死した祖父を含む先人たちの足跡に向き合いながら、過去と現在を接続する作品群を発表いたします。
展示作品は、通勤途中に摘んだ草花や身近な日用品、さらに先人が遺した言葉など、日常に存在するささやかなモチーフによって構成されています。それらはありふれた存在でありながら、誰かの記憶や思考の痕跡を内包するものとして扱われています。
制作には、印画紙の上に対象物を直接置いて感光させるフォトグラムや、自然光を用いて像を定着させるルーメンプリントなど、レンズを介さない写真技法を用いています。
タイトルの「Solitude」が示すのは、孤立や寂しさではなく、喧騒から距離を置き、自身と静かに向き合うための時間です。暗室で像の出現を待つ静謐な時間を通じて、過去との対話や思索の可能性を問いかける展覧会となっております。
(ギャラリーより)
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黒田和男 プロフィール
京都市在住。オリジナルと複製、真実と架空、職人性と偶然性といった写真のもつ矛盾を様々な技法で掬い取って発表している。個展
2023 大阪 gallery solaris 「gift」
2019 大阪 リコーイメージングスクエア大阪「re collection」
2019 東京 リコーイメージングスクエア新宿「re collection」
2018 大阪 gallery solaris 「cut flowers」
会期:2026年5月5日(火)〜 10日(日)
会場:ギャラリー・ソラリス
時間:12:00〜19:00 ※最終日は〜18:00
料金:入場無料
大阪市中央区南船場3-2-6
大阪農林会館B1F





