
コンテンポラリーアートの太田恵以と、イラストレーションの橋本佳奈、
表現手法が違う2人に共通する制作動機である“境界”、そして“越境”がテーマの合同展です。
緞帳(どんちょう)とは、舞台と客席を仕切る幕のこと。
空間を遮断し場面転換などの演出効果を得る幕でもあります。
ふたりは平面や半立体で移り変わる世界を表現しています。
それらは映画的であり演劇的な性質を持つものになりました。
物語性と抽象性を併せ持つ本展は、一見捉えどころのない印象がありますが、
劇場に座った時点で否が応にも幕が開き舞台が始まるように、
観るものの心象世界は自ずと拡がりを見せます。
空間芸術である絵画が、時間芸術の舞台に侵食してゆくような作品たちは、
記号的に今見えているものから、さらに奥深くの名前のない記憶や心情に触れてゆくようです。
作品が一つの窓に例えられるなら、それを開く時間や見方にはあなたの権限があります。
ヨルチャならではの緊密な空間の中で、ぜひ小さな舞台を観るようにご体感ください。(gallery yolcha)
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アーティスト、日英翻訳家。大阪生まれ、アメリカ育ち。
2013年ニューヨーク大学美術専攻絵画領域卒業。
2023年京都芸術大学大学院グローバル・ゼミ修了。
絵画、映像、インスタレーションを通じて、
自身の二文化的なアイデンティティやバレエダンサーとしての経歴を探求している。
近年の主な展示会に、個展「Metathesis」(KIKA cas/京都/2026)、
「To the Sea, With her Names」(ラルナカ・ビエンナーレ/キプロス/2023)、
個展「Pareidolia」(gallery yolcha/大阪/2023)。イラストレーター・作家。京都精華大学マンガ学部卒業。
書籍をはじめとするイラストレーションの制作のほか、展示活動も行う。
透明感のある色彩で、やわらかくどこか妖しい世界を描く。
「瞬間を切り取るメディア」としての平面作品を通して、
物語性やあえて語らない余白が想像を喚起する表現を探求している。
〈展示歴〉
個展「遠ざかる断片」(ギャラリールモンド/東京/2025)
「産地と出会う徳島のモノ作り展」in tokushima (ondo/東京/2023)
個展「TOTEM あわくゆくところ」(HBギャラリー/東京/2021)〈主な仕事〉『ぬすびと』著者:寺地はるな(双葉社)装画
『アイドルになってよかったと言いたい』著者:和田彩花(太田出版)装画
『花と少女の日本文学』著者:西原志保(春秋社)装画
〈受賞・入選歴〉
2021 HBファイルコンペvol.31 鈴木久美大賞
2020 第217回 ザ・チョイス 準入選
太田恵以×橋本佳奈
joint exhibition
「緞 帳」-Doncho-会期:2026年9月12日(土)〜10月4日(日)
会場:gallery yolcha
時間:13:00~19:00(日曜のみ12:00~19:00)
休廊:⽕〜⽊曜 ※9月22日・23日の祝日は営業
料金: yolcha運賃制(300円でチケットを購入/同金額分カフェ利用可)
大阪市北区豊崎1-1-14



