2015年に大阪で誕生した国際アートフェア「紀陽銀行 presents UNKNOWN ASIA」。毎年秋に、アジア各国のアーティストが参加し大阪市内で開催してきたが、今年は会場をWeb上に変更。10カ国・地域から、美術、イラストレーション、写真、デザインなどの分野の133人のアーティストが参加して開催される。
特設オンラインサイトでは、これまでの展示会場での開催時と同様の行動が可能に。
サイト上に個々の参加アーティスト専用のバーチャル展示スペースを設定し、アクセスした来場者は画面上で展示作品やアーティスト情報などを閲覧することができる。
各バーチャル展示スペース上には、テキストによるチャット機能、カメラ・マイクを用いて会話ができる「オンライン会議機能」を搭載。アーティストは会期中、画面越しに滞在し、作品についての質問に対応するなど来場者と直接のコミュニケーションが可能となる。また作品やグッズ販売のショップ機能も備え、その場で作品などを購入することもできる。
一般来場者の参加アクセスは無料。ライブ配信を通じて、各国からの参加者によるカンファレンス、トークイベント、パフォーマンスも予定されている。
フェア初日の「VIP PREVIEW」には、第一線で活躍するアートディレクター、ギャラリスト、プロデューサーを審査員として国内外から迎え、全員の投票によりグランプリを決定。グランプリ受賞者には国内外での作品発表の機会を提供する。また審査員それぞれが賞を用意し、自身が選んだ出展者の今後の活動をサポートする。
紀陽銀行 presents UNKNOWN ASIA 2020 ONLINE
会期:2020年12月11日(金)~13日(日)
*オンライン開催 https://unknownasia.net/
時間:
11日(金) 10:00~20:30 ※関係者およびVIPのみ入場可能
12日(土) 10:00~20:00 一般公開日
13日(日) 10:00~20:00 一般公開日入場料:無料
問合:UNKNOWN ASIA 実行委員会 (digmeout / ASIAN CREATIVE NETWORK) desk@unknownasia.net
関連イベント
UNKNOWN ASIA EXTRA 2020 ASIAN ART EXCHANGE
歴代グランプリ受賞者を中心に日本、アジア各国の新鋭アーティストの作品を中之島各所で展示。12月20日からは「UNKNOWN ASIA 2020」のグランプリをはじめ各賞を受賞したアーティストも追加展示予定。
会期:2020年11月24日(火)〜2021年1月29 日(金)
会場:ダイビル本館、中之島ダイビル、中之島フェスティバルタワー、中之島フェスティバルタワー・ウエスト、堂島クロスウォーク
参加アーティスト:
秋元机、鹿島孝一郎、川島慶樹、木村華子、河野ルル、下村優介、秦まりの、東真里江、藤原正和、前田 彩華、Ardneks(インドネシア)、Fang Yen Wen(台湾)、Hilarius Jason Pratana(インドネシア)、Mirim Chu(韓国)、Suet-sum Lai(香港)