絵描き・山田将志が2020年に真鶴出版より刊行した『港町カレンダー2020-2021』の原画展「生きている風景」が、2021年2月6日(土)よりiTohenにて開催している。
繊細で写実的ながらも、どこか懐かしく、あたたかみを感じさせる筆致が特徴の山田。港町・真鶴に惚れ込み移住した彼が描くのは、神社の前で踊る人々や、台所で鯵を捌く姿、夕暮れの駅前など、生活のなかに見つけた何気ない一場面だ。そこには、まちに流れる時間や、暮らす人々の息づかいが滲み出る。
「移住して描きたいものが見つかった」と山田は言います。賞を取ることや競争を勝ち抜くことから自由になり、自分の描きたいものを描き、身近な人に喜んでもらうこと。その姿勢が、彼の絵を生き生きとさせるのです。絵の向こう側には、絵を見て語り、笑い合う町の人たちの姿が見えてきます。
(iTohen Webサイトより引用)
『港町カレンダー2020-2021』原画展「生きている風景」
日時:2021年2月6日(土)〜3月1日(月)11:00〜18:00
※期間中の土曜〜月曜のみ開催
※要ワンドリンクオーダー。代金の5%が作家に還元されます
会場:Books Gallery Coffee iTohen
問合:06-6292-2812