心斎橋の写真専門ギャラリー「ソラリス」にて、写真家・熊谷聖司の写真展「眼の歓びの為に 指の悦びの為に この大いなる歓喜の為に わたしは尽す」が開催される。
熊谷は、1994年に第10回写真新世紀公募優秀賞、第3回写真新世紀展にて年間グランプリを受賞。以降、個展をコンスタントに行いながら作品を発表し、近年は写真集の編集・出版を手がけ、さらに積極的に写真表現を追求している。
本展では、2021年に刊行された写真集「眼の歓びの為に 指の悦びの為に この大いなる歓喜の為に わたしは尽す」に収められた作品を展示。2011年から2020年に撮影した膨大な写真の中から選び抜かれた38点により構成された本写真集は、ごく身近な日常的な場面を捉えながらも、その色・光に熊谷の美意識が表れている。
ステートメントより
「眼の歓びの為に
指の悦びの為に
この大いなる歓喜の為に
わたしは尽す」2020年に考えていた事、感じていた事。
いったい自分は今、何を基に生きているのか?
そんな事を考えながら写真集を制作していたらタイトルが文章になってしまった。
今回は「」付きの世界を通し写真を選び抜きました。
2011年から2020年に撮影した膨大な写真の中から38点を選びました。
方法として35mmのカラーネガをルーペで覗きチェック、仮のプリント170点を作り、選び束見本に並べて編集、更に本番プリント(印刷原稿)作成中に再編集しました。
38の世界はそれぞれ、わたしを喜ばせてくれます。
(熊谷聖司)
熊谷聖司 写真展「眼の歓びの為に 指の悦びの為に この大いなる歓喜の為に わたしは尽す」
会期:2021年5月25日(火)〜6月6日(日)*作家在廊予定 5月28日(金)
会場:ギャラリー・ソラリス
時間:11:00〜19:00
休廊:5月31日(月)
料金:入場無料
問合:hello@solaris-g.com 06-6251-8108
アーティストトーク「眼の歓びについて」
日時:5月28日(金) 19:30~20:30終了予定(19:20開場)
会場:ギャラリー・ソラリス、または、Zoom(オンライン)
定員:会場 6名、Zoom 90名
料金:会場、Zoomともに1,000円(税別)
申し込みフォーム:https://solaris-g.com/mailform/join_event.html
大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館B1F