建築史家・橋爪紳也と建築家・遠藤秀平が蒐集した建築ミニチュアコレクションを展示する「掌（てのひら）の建築展」が、天神橋6丁目の大阪市立住まいのミュージアム（大阪くらしの今昔館）にて開催される。

建築ミニチュアを展示する企画は、2015年に開催された「ENDO SHUHEIワールド・ミニチュア・ワールド」展をはじめ、「みんなの建築ミニチュア展」としてこれまでに東京、大阪、京都、滋賀、岡山など日本各地で開催されてきた。
建築ミニチュアを通してまちや建築・住まいが持つ魅力を伝えることで、「住まいの歴史と文化」への関心を高めることを目的とする本展では、通天閣、東京タワー、エッフェル塔、フィレンツェ大聖堂、サンマルコ広場など、世界の著名建築のミニチュア約800点が展示される。

また、写真家・川村憲太と橋爪のコラボレーションによる写真展「ミニチュア・ワンダーランド」を併催、掌サイズの建築ミニチュアと巨大な都市空間や自然の景色とを組合せた作品も楽しむことができる。