コンパクトカメラの中でもひときわ存在感を示すリコー・GRシリーズの開発者として「ミスターGR」の愛称で親しまれる野口智弘 。2021年4月に東京で開催された初の写真展の巡回展が、心斎橋のギャラリー・ソラリスにて開催される。
「踏み込みすぎずに、遠くから盗み見するようなこともしない、ちょうど旅人と生活者の中間くらいの距離が好み」と語る野口。カメラを片手にゆったりと撮り歩く、そんなリズムをタイトルに冠した本展では、写真活動に取り組む野口が、コロナ禍以前にロンドン、パリ、ウィーン、ベネツィア、ストックホルム、ニューヨークなどの旅先で撮影した約25点の作品を展示する。
野口智弘(のぐち ともひろ/Tomohiro Noguchi)
1959 年生まれ、東京都大田区出身在住。早稲田大学卒業後、株式会社リコー入社。カムコーダー、パーソナルWP 等コンシューマー商品の企画・ マーケティングを経て、カメラ事業部へ。R/CX/GR/GX/GXR/G シリーズ等を手がける。中でもGRは初代フイルムカメラGR-1よりGR3までほぼ全モデルに関わり、ミスターGRとして親しまれる。2005 年オフィシャルブログGR BLOG(現GR Official)を立ち上げ、 ファンコミュニケーションの礎を築く。2008 年リコー初のフォトギャラリーRINGCUBEを銀座に開設し、数々のユニークな展示企画を実現。 2013 年-2016 年は全天球360 度カメラTHETA 事業担当。2017 年から再びカメラ商品企画を担当。2019 年リコーを退社後、株式会社 アマナで写真関連ビジネスに関わり、現在は、ゆでたまご代表として様々な企業のブランディング・コミュニケーションを支援。旅と写真と 活字と文具を愛し、ときに温泉と釣りを楽しむ。2021 年、初の写真展「Slow Waltz – 終わらない序章の始まり-」 をKiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery(東京)にて開催。
野口智弘 写真展「Slow Waltz -終わらない序章の始まり-」
会期:2021年7月13日(火)〜25日(日)
会場:ギャラリー・ソラリス
時間:11:00~19:00
休廊:7月19日(月)
料金:入場無料
問合:06-6251-8108 hello@solaris-g.com
トークイベント(進行:橋本大和 <ソラリス>)
日時:7月17日(土)19:30~21:00
会場:ギャラリー・ソラリス、またはZoom(オンライン)
料金:1,000円(税込)
※予約制、公式サイトより申込
大阪市中央区南船場3-2-6
阪農林会館B1F