2010年より北浜で営業しているFOLK old book store。これまでは店名のとおり古本を中心に扱ってきたが、2019年からは新本を精力的に仕入れている。昨年11月には店舗の一角に、新本の推薦型本棚「肝腎」を新設。 店長・吉村祥がこれまでに縁のあった作家やミュージシャン、イラストレーター、書店員など、さまざまなジャンルのクリエイティブな人々に、自分が影響を受けた、”内臓くらい大事な”本2冊の紹介を依頼。推薦された本を仕入れ、紹介文と推薦者のプロフィールとともに本棚に設置している。
各回10名、計20タイトルが並び、全10回のうち、これまでに3回分が設置済み。推薦者は、ミュージシャンの七尾旅人、イラストレーターの鈴木裕之、編集者の筒井大介など。過去の回の推薦本もアーカイブされ、紹介文ペーパー付きで販売。第4回は1月7日より展開予定だ。
メインビジュアルは、3人のビデオチーム「最後の手段」によるもの。彼らも第1回の選者として本を選んでいる。
第1回選者
七尾旅人(ミュージシャン)、最後の手段(映像・グラフィック)、橋本亮二(朝日出版社)、谷口智康(谷口カレー)、大場ともよ(ミュージシャン)、谷端実(イラストレーター)、丸山晶崇(デザイナー)、北島敬明(アーティスト)、コニシユウヘイ(某まんがプロ 映像化担当)、吉村祥(FOLK old book store)
第2回選者
筒井大介(絵本編集者)、スケラッコ(イラストレーター)、大井秀人(NEW PURE +)、朝野ペコ(イラストレーター)、濱崎宏之(教育関係)、ミヤザキ(イラストレーター)、吉川祥一郎(blackbird books)、橋本博人(亜紀書房関西営業)、山下賢二(ホホホ座)、あおむろひろゆき(漫画家)
第3回選者
大津萌乃(イラストレーター)、權田直博(画家)、よしだみさこ(イラストレーター)、金武啓子(西淡路希望の家)、鈴木裕之(イラストレーター)、原田晃行(ミュージシャン)、ユッカ・バッファロー(イラストレーター)、松村貴樹(インセクツ)、川口まり絵(壬生モクレン)、田窪直樹(Pulp)