2021年8月13日(金)、大阪を拠点に活動する歌い手・豊田道倫主催のライブイベント「MTpresents 衝突と恍惚」が、文筆家・建築家・美術家など多彩な表現活動を行う坂口恭平をゲストに迎え、心斎橋CONPASSで開催される。
フライヤーのテキストによると、SNSで坂口がピアノで歌っている動画を見た豊田が、面識のないまま出演オファーを送り、共演が実現したとのこと。
ピアノ楽しすぎ pic.twitter.com/542yPdMtAI
— 坂口恭平 (@zhtsss) April 20, 2021
キャプテン・ビーフハートを感じる。 https://t.co/gKV7Qoa2XE
— 豊田道倫 (@mtrock_) July 6, 2021
坂口は作家として『独立国家のつくりかた』(講談社、2012年)、『cook』(晶文社、2018年)、『躁鬱大学』(新潮社、2021年)など、これまでにエッセイや小説作品を多数発表しているが、2012年の『Practice for a Revolution』(土曜社、2012年)を皮切りに『アポロン』(felicity、2018年)『永遠に頭上に』(felicity、2020年)など、CDで音楽作品も発表している。また、最近ではパステル画集『Pastel』(左右社、2020年)を出版し、大きな話題となった。
豊田は今回、角矢胡桃(ドラム)、みのようへい(ベース)、Tokiyo Ootto(ギター)による豊田道倫 & His Bandでの出演となる。PAエンジニアとして『明るい夜』(HEADZ、2020年)の録音エンジニアを務めた西川文章が参加。
今年3月に「surf in Osaka」「東京のSSW」を収録したトートバッグ付属の3曲入りEP『春のレコード』、その翌月にエッセイや日記を所収したZine『キッチンにて2』、6月にはシングルカセット『My Final Pop』を発表するなど精力的に活動する豊田。ふたりの出会いから何が起こるのか、楽しみなイベントとなりそうだ。
イベントタイトルの『衝突と恍惚』は勢いで付けてしまったものだけど、そんな夜になれば。何かが起こらないイベントはイベントではないから。
豊田道倫
日程:2021年8月13日(金)
会場:心斎橋CONPASS
時間:開場 17:30、開演 18:00
出演:豊田道倫 & His Band、坂口恭平
料金:前売 3,000円(D別)、当日 3,500円(D別)
大阪市中央区東心斎橋1-12-20 心斎橋ダイワビルB1F