今年2年ぶりに開催されたカンヌ国際映画祭。74回の歴史の中で紹介されたフランスの女性監督を、横浜に引き続き関西でも特集します。2015年に女性で初めてカンヌ国際映画祭におけるパルム・ドール名誉賞を受賞した女性監督の先駆者、アニエス・ ヴァルダ。映画づくりやものの見方を一新させ、現在も世界の映画作家に多大な影響を与え続けているベルギーのシャンタル・アケルマン。80年代後半~90年代以降に、独自のスタイルでフランス映画に新たな風を吹き込んでいったクレール・ドゥニ、パトリシア・マズィ、また次世代を担う才能として目が離せないミア・ハンセン=ラブ、セリーヌ・シアマなど、その多様で豊かな作品群を通して、女性監督たちがつくりだしてきた映画芸術の歴史をたどります。
(Webサイトより)
期間:2021年9月4日(土)〜10日(金)
会場:シネ・ヌーヴォ
上映作品:
アニエス・ヴァルダ監督『ドキュモントゥール』『ブラックパンサーズ』『壁画たち』
シャンタル・アケルマン監督『ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23 番地 、ジャンヌ・ディエルマン』
パトリシア・マズィ監督『走り来る男』『ポール・サンチェスが戻ってきた!』
クレール・ドゥニ監督『レット・ザ・サンシャイン・イン』
ミア・ハンセン=ラヴ監督『すべてが許される』
セリーヌ・シアマ監督『ガールフッド』
レオノール・セライユ監督『若い女』
マリー・ロジエ監督『ルチャ・リブレの女王 カサンドロ』
ジュスティーヌ・トリエ監督『ソルフェリーノの戦い』『ヴィクトリア』
アフシア・エルジ監督『君は愛にふさわしい』
※作品の詳細、上映スケジュールはシネ・ヌーヴォWebサイトにて料金:一般1,500円/学生、シニア1,100円/会員1,000円
※『ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23 番地 、ジャンヌ・ディエルマン』のみ1,800円均一問合:06-6582-1416
大阪市西区九条1-20-24