grafがデザイン・制作する、あらかじめ決められた用途や、役割を与えられていないオリジナルプロダクトシリーズ「TROPE」。使い方がすべて使い手の感覚に委ねられているTROPEは、使いこなしながら新しい感覚を育んでゆく道具であり、「アイディアを引き出す知恵、サバイブする道具を作る」 という考えを持つプロダクトだ。
「TROPE HACKS」では、哲学者や木工家、建築家などの異なる領域で活動する人たちにTROPEの概念を共有し、道具のあり方をさまざまな視点から紐解いていく。シリーズ第4弾は「TRAPの種」と題し、関西大学の学際的な研究グループSABRGとともに検証中。日常のなかで無意識に思い込んでいる行為の連鎖や身体の使い方に注目し、新たな感覚をつかむ仕掛けを考える。
検証の成果となる展示は、10月25日(金)より中之島のgraf studioにて。10月26日(土)にはトークイベントも。
TROPE, in Making
製品化に向けた試作を中心とした検証プロセスを展示
会場:graf studio shop
会期:2019年10月25日(金)〜11月4日(月・祝)
時間:11:00〜19:00
定休日:10月28日(月)・29日(火)
TROPE STUDY
関西大学 SABRGメンバーの6名と服部滋樹(graf代表)によるトークイベント。 今回のプロジェクトについて、思想やプロセスを共有する。自己調整のきっかけとなる「耳ヨガ」も実施
日時:10月26日(土)19:00〜20:30(18:30会場)
料金:1ドリンクオーダー 1,000円
大阪市北区中之島4-1-9