2022年2月に開館する大阪中之島美術館は、近年その重要性が語られている「アーカイブ」を、美術館の主要機能のひとつと位置づけ、積極的に推進しています。中核都市・大阪にある美術館にとって、アーカイブの活用を都市へと拡げていくこと、この場所における意義を形成していくことは、アーカイブの機能的な充実と並行して考えるべきことではないでしょうか。
アーカイブにおいて整理され固定された、言い換えれば「凍結」された資料は、未来へ向かう可能性です。この可能性を私たちはどのように展開、いわば「解凍」するのか。新たな都市の歴史の記述に活かしたり、次の創造的な活動に寄与したり、どのような「第二の生」=意味を持つことができるのか。水都大阪と同じ特性を持つ都市、シカゴとフランクフルトの実践を参照しつつ、議論を展開します。(Webサイトより)
クリエイティブアイランド中之島
大阪中之島美術館×アートエリアB1国際ミーティング
「都市のアーカイブ―その実践と創造的活用」日時:2021年9月30日(木)19:00~21:00
プレゼンテーター:Nathaniel Parks(シカゴ美術館アーカイブ・ディレクター)、Katja Leiskau(ドイツ建築博物館アーカイブ部長) ※いずれも収録映像での出演
ディスカッサント:五十嵐太郎(建築史・建築批評家、東北大学大学院教授)、渡部葉子(慶應義塾大学アート・センター教授)
モデレーター:植木啓子(大阪中之島美術館学芸課長)、木ノ下智恵子(大阪大学准教授、アートエリアB1運営委員)<実来場観覧>
会場:アートエリアB1
料金:無料
定員:100名程度 ※申込不要、当日先着順/開演30分前より開場<オンライン観覧>
アートエリアB1のウェブサイトもしくはFacebookページより視聴。
・ウェブサイト:http://artarea-b1.jp/archive/2021/09301722.php
・Facebook:https://www.facebook.com/artareab1/live/主催:大阪中之島美術館、アートエリアB1、クリエイティブアイランド中之島実行委員会
助成:公益財団法人ユニオン造形文化財団問合:06-6226-4006
大阪市北区中之島1-1-1
京阪電車なにわ橋駅B1F